78: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/26(月) 22:53:07.21 ID:+ko4vlT80
ミサト「はいはい」
シンジ「……? なんですか?」
アスカ「なんでもない! 料理まだぁ?」
シンジ「今作ってるよ」
ミサト「シンジくん」
シンジ「はい?」
ミサト「誰かを守るには、強くならなくちゃだめよ。今のシンジくんに求めるのは難しいかもしれない、強さってなにかわかる?」
アスカ「……」
シンジ「最近考えたというか、こういうことなのかなって思う時が多くて」
ミサト「話してみて」
シンジ「僕は、自分でいっぱいいっぱいだったんじゃないかって。他人から良く思われたい、自分のしたいようにしたい、みんな誰だって持ってる話ですけど」
ミサト「そうね」
シンジ「できないってわかった時に、駄々をこねたり、いろんな反応があると思うんです。僕は、できるの少ないから」
ミサト「強くなるには、どうしたらいいと思う?」
シンジ「当たり前にできるようになる、のが必要、なんじゃないかな。最初は不慣れかもしれない、だけど、それができて当然まで繰り返す。そうなれば、きっと色んな、予期しない出来事にもぶつかると思うから」
ミサト「そうよ、様々なパターンがあるの。私たちの歳になっても変わらない。驚きと困惑の連続なの、不安にもつながる」
アスカ「ふん」
ミサト「アスカは、背伸びをしているけれど、この子はこの子で、わかっているの。大人たちの理不尽さを、そして子供である自分の限界を」
シンジ「アスカが?」
アスカ「やめて!」バン
ミサト「アスカ、あんたも、素直になるのを覚える良い機会なんじゃない?」
アスカ「こんな話聞きたくない! ミサトだって他人をとやかく言えないわ!」
ミサト「わたし?」
アスカ「保護者面してなによ! 自分が寂しいだけなんでしょ⁉︎」
ミサト「大人になればわかるわよ。たまには、虚しいと思う時だってあるって」
アスカ「私は都合のいいペットなんかじゃない! 素直になりたかったら自分からそうするわ!」
シンジ「アスカ、言いすぎたよ」
アスカ「シンジもシンジよ! ちょぉ〜っと変わったったぐらいで調子にのっちゃってさぁ!」
シンジ「そんな、僕は、ただ自分で思ったから」
アスカ「ほぉら、また言い訳! 現状がわかったら次は自分の壁にぶち当たんないようにしないと!」
ミサト「ぷっ、アスカったら、シンジくんに世話やいてるじゃない」
アスカ「ぬぐっ!」
ミサト「さ、シンちゃん。料理、はやく作っちゃって」
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