77: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/26(月) 22:12:32.17 ID:+ko4vlT80
【ミサト宅 リビング】
シンジ「なにがあるんだろう」ガチャ
ミサト「買い足しはしてないけど、まだそんなに日数たってないから。腐ってないでしょ?」
シンジ「そうですね。お肉は冷凍していたのがあるし、野菜も少し痛んでるけど、うん、これなら食べられそうだ」
アスカ「うげっ、本当に大丈夫?」
シンジ「匂いを嗅げば大抵わかるよ。牛乳は、新しいね。トマトもあるし、これならホワイトソースが作れると思うよ」
ミサト「よかったわねぇ〜、アスカ。シンジくんが作りにきてくれて」
アスカ「助かったのはミサトでしょ」
ミサト「お惣菜続けたかったの?」
アスカ「うっ」ヒク
シンジ「料理、覚えたらいいのに。トマトソースも作っておくよ。瓶にいれておくから。パスタにでもあえて食べたらいい」
アスカ「ふ、ふんっ。料理なんてあたしは嫌だからいいの」
シンジ「この家には必要じゃないか」
ミサト「シンジくーん、熱燗、もう一本、おねがぁ〜い」プラプラ
シンジ「はい、エプロンはっと」
アスカ「あんたさ……」
シンジ「ん?」
アスカ「不安とかないの?」
シンジ「へ?」キョトン
アスカ「べ、別に。気になったわけじゃない。ただ、ぬくぬく育ったお坊ちゃんじゃない?」
シンジ「おぼっちゃ……て、そうでもないけど」
アスカ「まぁ、そりゃ誰だって生きてりゃなにかしらあるだろうけど、あたしに比べたらお坊ちゃんって話よ。なんたって、このあたしは天才とか神童とか言われてたんだし」
シンジ「そう、だね。アスカに比べたら」
アスカ「新しい目的を掲げてはじめる不安は私だからわかる。……本当は、泣きたいんじゃないの?」
ミサト「……」グビリ
シンジ「そんな、一人暮らしするだけだよ」
アスカ「鈴原は、まだ知らないの?」
シンジ「あぁ、うん。トウジには、言いいたくないんだ。言ったら、きっと心配するから」トントントン
アスカ「お人好しもいい加減にしなさいよ、あんたのやってるのははっきり言って偽善だわ、自分の為でしょ」
シンジ「うん、そうだよ」
アスカ「あんた、少し変わった」
シンジ「それは、アスカが僕を知らないからだよ。僕たちはパイロットっていう繋がりがあるけど、身の上話をほとんどしないからねぇ」
アスカ「当たり前ね。エヴァがなければ、あたしは日本にすら来てない、うぅん、きっとママの時に……」
ミサト「……」ピクッ
シンジ「アスカのお母さん?」
ミサト「そっか、シンちゃんは知らないんだっけ」
アスカ「ミサト」キッ
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