シンジ「その日、セカイが変わった」
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904: ◆y7//w4A.QY[saga]
2018/04/05(木) 14:46:51.94 ID:WXlLJbKb0
シンジ「いやだ。……いやだ、ここにいたくない。僕を、だれか助けて。助けてよ……」

ゲンドウ『シンジ』

シンジ「偽りの父さんなんていらない」

ゲンドウ『なぜだ』

シンジ「アナタは僕が望んだ父さん。本当の父さんは違うから」

ゲンドウ『お前に俺のなにがわかる』

シンジ「わからない。わかるはずもない」

ゲンドウ『では、違うと至るまでの経緯はなんだ』

シンジ「ふ……ふ、ふふっ、あははっ。やだなぁ、笑わせないでよ。僕の気が狂ったのかと思うじゃないか」

ゲンドウ『質問に答えろ』

シンジ「白々しいマネだって言ってるでしょッ!! 父さんが……父さんが、笑顔で……っ! そうやって僕に微笑みかけるわけがないじゃないかッ!!」バンッ

ゲンドウ『……』

シンジ「ヤシマ作戦決行の少し前、父さんが綾波と談笑してる姿をエスカレーター前で見かけたことがあるんだ」

ゲンドウ『……』

シンジ「羨ましい。そう思った。どうして父さんは綾波にそういう表情で話しかけるのか、疑問だった。……でも、それ以上に、父さんでも笑うことあるんだって驚いたんだ」

ゲンドウ『……』

シンジ「僕たちは親子なのに……おかしいよね。日常会話はおろか、笑っているところさえ記憶にない」

ゲンドウ『俺に認めてもらいたかったのか』

シンジ「わからない。ぼくは、僕は、アスカが言うように子供で、まわりなんかなにも見えてなくて……」

ゲンドウ『……』

シンジ「頑張ろうと、背伸びはした。でもうまくいってるか不安で、自信もなくて」

ゲンドウ『人は皆、失敗と過ち(あやまち)を繰り返し、学習する』

シンジ「自分が傷つくのがこわかったんだ。だから、傷つくことから逃げちゃだめだと思った」

ゲンドウ『鈴原トウジの妹を転院させる折、お前は俺に土下座をしたな』

シンジ「……うん、覚えてる」

ゲンドウ『今一度問おう。エヴァに乗り戦い続ける限り、犠牲はつきものだ』

シンジ「……」


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