62:TITLE:轟雷「私、あおとデートをしてみたいです!」あお「へー」 [saga]
2017/07/02(日) 22:58:17.18 ID:6IF3SGy3o
轟雷「……」
あお「……ねぇ、轟雷。 今日はどうだった?」
轟雷「はい……とても素敵な時間を過ごすことができました」
轟雷「あおと一緒に食事をしたり、遊んだり……こんなに充実した日は、初めてくらいかもしれません」
あお「良かった……」
轟雷「でも、空がオレンジ色に染まって……もう少しで、この時間が終わってしまうのかと思うと」
轟雷「とても切ない気持ちになります。 もっと、この時間が続けばいいのに、と」
轟雷「それと」
轟雷「……」
あお「……轟雷?」
轟雷「私も、あおと同じ……人間であれば、と、思ってしまいました」
轟雷「同じ人間として、あおの友達であれば……きっと、楽しかったのだろうなと」
あお「それは……それは、うん。 そうかも」
あお「私も、きっと轟雷と……轟雷たちと、友達として、同じ世界を生きていたなら、きっと仲良くやってただろうなって思ってたんだ」
あお「でも、それはそれ。 今は今」
あお「できなかったことをくよくよ考えるよりも、今の良いことをもっと探したほうが、きっと幸せだと思うんだ」
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