かなふみ全然わからんがかなふみこんな感じだったらいいなと妄想したアイドル百合SS
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◆2DegdJBwqI
[saga]
2017/07/02(日) 23:58:14.78 ID:JoaRaUi7o
「でも、なんかやだな」
不意に彼女が呟く。
「でもって……何が……?」
「アイドルになった理由、要は男なわけでしょう?」
今度は、彼女が寝返りをうつ。
その結果、私と彼女、両者ともに横向きの姿勢で寝そべることになり、身体が真正面で向かい合う。
腕枕をしていた彼女の腕が、下から潜り込むようにして私の背中に脇腹から回される。
体重がかかって重たいだろう、と思い、私は少し身体の位置を変えようとするが、彼女の腕は私が動くことを許してはくれず、むしろ足が絡みついてくる。私の太ももに。
お互いの鼻頭が、ぶつかりそうなくらい彼女の顔が近づいてくる。
「私以外の人間に、はじめてを、盗られちゃったみたいで、ちょっとだけ妬けちゃうわ」
彼女はそう言いながら、私の手を握った。貝殻の形。高い体温が手のひら越しに伝わる。
彼女の平熱の高さに、私はいつまで経っても驚かされる。脳内の彼女とのギャップを、なぜだか埋められずにいる。
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