107: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/15(土) 01:57:16.99 ID:DOR/zOiN0
「さっき、言ってたじゃないですか」
「いっ、ナオっ…痛いっ」
「協力してくれるって……!」
「ぅうっ…わ、分かったから、離してっ」
今は、明らかに恐怖の感情しか見られない。
「っ、はぁ……ぁ、あぁ…んっ」
幸福感が心を満たす。ミカに傷つけられた時とは何もかも違う感覚だった。
先輩の細くしなやかな指が自分の血で汚されているのを見て、体中の血が沸き立つ。
「……っ」
苦虫を噛み潰したような顔だ。それに比べて、私はこの溢れそうな気持ちを隠すのに精一杯だった。
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