118: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/18(火) 23:57:46.63 ID:z73y8B/Z0
「…明らかに、やりすぎ」
首を絞めているミカは、ずっと遠ざけていたはずの対象が
突然登場したことに驚きの表情を隠せていない。
「はぁ…!?何でお前がここに…っ」
「…ナオがこういうことはもうしたくないって言うから、協力してるの。証拠としてビデオに撮ってた」
隠れていた理由を述べながら彼女に詰め寄る。
困惑していた彼女は、後退りながらもすぐさま体制を立て直す。
「うっっざいんだけど……ほんとに殺したいこいつ…」
「刑罰については全く知らないからなんとも言えないけど、
警察が見たら絶対黙ってはいないと思う。首思いっきり絞めてたし」
「ふん、同意の上でそういうプレイをしてたんだっての…。ね、ナオちゃん?」
同意した覚えは無い。ミカのお仕置きが怖いが首を横に振る。
「違うみたいだよ。……変なマネはしないでよ、本当に」
先輩は先程から抑揚の無い低い声で話している。
本気で怒っている様子に、それ程心配してくれているのかと、こんな状況ながら嬉しく思ってしまう。
「ミカさんは…ナオの弱みに付け込んで、自分の欲求を満たすことしか考えてない。
それも最低のやり方で。この子は混乱して冷静な判断はできなかっただろうし、
心も体も疲れきってる。……もう解放してあげてほしい、お願い」
「ナオちゃんのことは私が一番知り尽くしてる。これから慣れていく段階なんだから、邪魔しないでよ……!」
「あなたがそうでよくても、相手はそうと限らない。
互いの気持ちがどれだけ通じ合ってるか、それが大事。……ナオ、あんたはどうしたいの」
私は、最初からずっと同じことしか考えていない。
「……カナさんと、一緒にいたいです…」
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