119: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/19(水) 00:01:18.91 ID:YXe5aSfo0
告白紛いのことを言ってしまったと、思わず赤面する。
「……っ…なんでよ、なんであんたなの…。なんで私じゃダメなの…」
彼女は純粋に悔しがっていた。それに対し先輩は努めて平静に返す。
「多分……会った順番とか、そういう些細な事かも…。
ミカさんが先にナオと会ってたら、全然違うことになってたかもしれない」
激昂して暴れるだろうという私の予想に反して、
彼女はうなだれて静かに泣いた。
「ここまで……ここまでしたのに………私は…」
彼女の様子を見て、そうさせている原因は自分にあるとわかっていながら、少しだけ哀れだと思った。
理由や形はどうあれ、ミカは本気で私のことが好きなのだということを感じ取れた。
「……」
「……」
しばらくの間沈黙が続いた。先に行動を起こしたのはミカで、ゆっくりと立ち上がる。
先輩は私をかばうように位置取り身構えてくれた。
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