女「好きな人のためなら」 ※百合
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47: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/07(金) 20:00:29.42 ID:UXa5ajJZ0
「うーい誰なんだー?男か女かー?」
 

 肩に腕を回して引き寄せられる。
微塵も自分のことだと思っていない点については、悲しくならざるを得ない。


「お、おしえませんっ。そういう先輩は、どうなんですか、いるんですか」

「えぇー?どぉみえるぅ?」


 体をくねくねと揺らしてふざけて躱された。そうはいくかと一言投下。


「わたしは、いてほしくないですよ」

「……」

 
リアクションが返ってこないので不安になる。
冗談だ、と誤魔化そうとしたところをわしゃわしゃと撫でられた。


「このぉ!くぁいいやつだなまったくっ」

「うぁあ」


 少しした後、ぴたりと動きが止め、少しだけ高い声でゆったりと言う。


「...安心しなよ。寂しくなったらいつでも来ていいから...ね?」

「…はい……」


 こんな風に言われたらうなずくしかない。
肝心な所は分からなかったものの、先輩の首元に密着して香りを堪能できたことで充分お釣りは来る。




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