女「好きな人のためなら」 ※百合
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78: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/10(月) 20:48:18.42 ID:yDxkFqKx0
「やっほー……あら、ナオちゃん、それ」

「おはよー。んー?なに?」

「なにって……首に付けてるの、チョーカーじゃん」


 普段から行動を共にする友達のキョウコと、グループの顔見知り達も同様に反応する。


「そーだよ。えへ、どう?似合ってる?」


 首を傾げて精一杯笑ったつもりだったが、皆にはそう映っていなかったようだ。


「う、うん…かわいいっちゃかわいいけど…」


 珍しい。いつも私と同じくらい元気な友達はぎこちない反応を示した。


「今の顔、なんかめっちゃエロくね?それ付けるとナオちゃんかなり印象変わるわ」

「まー流行ってるしねチョーカー。ウチの友達にもつけてる奴いるわ。似合ってないけどね」


 あまり接点のない人達からも感想が飛んできた。


(……今の時期、チョーカーが流行ってくれてるのは不幸中の幸いかな)



 お昼に店長からシフトの休みを告げられた。
朝から土砂降りの雨で、翌日の朝まで止まないという予報。こういう時、
客は相当少ないだろうとの考えから、シフトに入る人数を減らすこともある。それに私が選ばれてしまった。
必死に入りたいと色々理由を付けて頼んでみたがダメだった。店長は割と頑固だ。


「ふーん、今日休みなんだ」

「わっ、ミカちゃん…」


 背後に忍び寄っていたことに全く気付かなかった。
5限目終わりの人気のない空き教室で携帯をいじっていたというのに、どうやって見つけたのか。
とても気味が悪い。



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