9: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/03(月) 20:36:47.91 ID:YSYJ9ALT0
「あの、じゃあもうそろそろ帰るから」
「うん!好きだよ、ナオちゃん!気をつけて帰ってね」
「...うん」
最近帰り際に好きだと伝えてから別れるようになった。
なんの意図があるのだろう。これもプレイの一種だろうか?
一人で暗い夜道を歩いて自宅へと向かう。
だめだ、涙が出そうになる。行為の後はいつもあの人のことを思い浮かべてしまう。
カナ先輩。
女の人を好きになるなんて、自分が一番驚いている。だけど仕方がない。
先輩の全部を、気付いたら好きになっていた。
妹さん達のお世話を頑張ってるところ、みんなからイジられながらも
いざという時は頼りにされているところ、私が抱きついてもイヤな顔しないところ、
美人なくせにかわいいもの好きだというところ。
まだまだある。だけど、先輩を思い浮かべると必ず、オトハさんが出てくる。
ふわふわの巻き毛で、ピアノが上手で、先輩と同い年の不器用な女の人。
いつも先輩と一緒にいた。似た者同士だから喧嘩しているように見えて、実は相性バツグンな二人。
見ていて辛かった。私が先輩と二人でいると、珍しいねと言われるのが辛かった。
先輩とのコンビといえばオトハさんという風潮が嫌だった。
どうして私じゃないのと思った。オトハさんより私の方が、そう思うのが嫌だった。あとは、
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