ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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875:今回の投下分で一旦、ルージュ側ストップ[saga]
2022/04/09(土) 21:59:01.45 ID:dburQpGm0


 どっと汗が噴き出した、紅き魔術師は目の前に立つ黄金の闘気にあてられて蛇に睨まれた蛙の気分に至る
隣で今の自分と同じような表情をしているレッド少年もそうであろう



 ――――途方も無く強い。



 対峙するだけで解った、解ってしまった

 今さっきまで死闘を繰り広げていたメタルブラックに決して劣らぬであろう"威圧感<プレッシャー>"を感じる程の強者
断言しよう、戦えば間違いなく…負けるッ!



   レッド(ぐっ…冗談じゃねぇぞ…俺達、満身創痍だってのに!)

  ルージュ(メタルブラックさんですら種族としての特性を逆手に取った辛勝だったのに…勝ち筋が見えるのか!?)


 精も根も尽きたと言っていい、"WP<技力>"も"JP<術力>"もほぼ使い果たし武器の破損さえある現状での連戦
ルージュは[ゲート]の術を使って仲間全員と他所の"惑星<リージョン>"へ逃走することも視野に入れたが…
相手は上級妖魔、星間移動ができぬワケが無く逃げた所で追い付かれる場合も十分あり得る


  ザッ…



 気高き獅子は一歩、妹姫へと歩みを進める
それを見て、我に返ったアセルスが白薔薇を庇う様に前に立ち塞がる、白薔薇を…!
いつも自身を励まし寄り添ってくれた大切な人を護らなくては!その想いだけで彼女は獅子の前に立った…っ!






                アセルス「戦うのは私だ!」バッ!


                 レッド「アセルス姉ちゃん!」
                 白薔薇「アセルス様!!」



                 金獅子「……。」ジッ



         アセルスの利き手『 折れた[サムライソード] 』



 刃先が使い物にならなくなった剣を精一杯握りしめて、それで尚護る為に立ち上がった少女を見つめ――視線を変える





             金獅子「…。」チラッ


        首を切り落とされたメタルブラックの残骸『 』





     金獅子「ふっ、…この剣に屈しなかったのはオルロワージュ様ただ一人…。」スッ



 獅子は常に帯刀している二刀の内、"唯一無二の自分の剣"では無い方―――[黒曜石の剣]を抜刀していた
抜き身の刀身はアセルスへと向けられていて彼女はなんとその剣先を…っ!


 ―――――スチャッ


静かに鞘へ収めた。



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