ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
877:今回はここまで 次回早ければ来週の土曜日予定[saga]
2022/04/09(土) 22:01:07.80 ID:dburQpGm0
【双子が旅立って10日目 午後 19時32分 [京]】



   ルージュ「…とんでもないことになったぞ、これは」

    レッド「姉ちゃん…あの人に勝てる保証はあるのか?」



   アセルス「……。保証なんて無いよ、でも勝たなくちゃいけないんだ」ギュッ



 折れた[サムライソード]の柄を強く握りしめてアセルスは決意する…。




   アセルス「自分で言うのもなんだけど私は、ここまで強敵と戦い続けて強くなってきた…だから今ならっ」







   アセルス「今なら…っ![幻魔]を本当の意味で使いこなせるかもしれないッ」





 まだ技量が未熟で血の様な赤い劔に振り回されていた頃を思い出す、敵の攻撃を受けて気を失い
意識が無い状態で妖剣に操られて[幻魔相破]を撃ち出していた時分


 自身の魂を代価にして得た深紅の劔は当時の身には持て余す代物で、キグナス号で出会ったルーファス等の助言から
これまで封印していつの日か剣の方に肉体を乗っ取られない程度には腕と技を磨き、扱えるようになってみせると考えた

 現に彼女は今日だって[メタルブラック]という強者を前にして[幻魔]の力に頼らずに食らいついてきた
これから挑むはそんな彼奴と同等かそれ以上の強さを持つ黄金の獅子なのだ…!






  [ 幻 魔 ] の 封 印 を 解 か ざ る を 得 な い ッッッッッッ!!!





 妖刀を解禁するという方向性に定まり、また金獅子がこの場を引いてくれたことからか緊張の糸が切れたと同時に
忘れかけていた痛みと疲労が押し寄せてくる、脳内で分泌されていたアドレナリンが切れると一気に来ると言うが…
 一行はとりあえず身を休ませる為に旅館へ向かおうとこの場を離れる事にした

 明日からアセルスの[幻魔]を使いこなす稽古に皆が付き合うという話をしながら

―――
――
―


 術士達が[庭園]を去った頃、小高い丘の上で金獅子姫は1人香草を焚いていた。

 それは彼女がまだ人間であった頃、故郷の風習であった勇士を讃え、弔う儀式であった…




  金獅子(メタルブラック殿…貴殿にも私と同じく護るべき御人が居られた)

  金獅子(その御仁へ最期まで忠義を尽くし潔く死を選んだ…誉れ高い散り方でありました)



  金獅子(そんな貴殿を打ち負かした相手を貴殿の亡骸傍らに討ち取る気にはなれません…今宵は剣を振りませぬぞ)



 枝木は風に揺れ、銀杏や紅葉も波打ち数枚の木の葉が風に浚われて二度と枝には戻れぬ永劫の旅路に向かい
焚いた香草の煙もまた想夜に馳せる様に立ち昇る、願わくば勇士の魂を星まで届ける標となることを直向きに祈る…



<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
968Res/1818.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice