ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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929:名無しNIPPER[saga]
2022/08/03(水) 23:04:49.87 ID:k6E2CZHl0

 蒼き魔術師は品定めでもする様に紹介された弟分とやらを眺めた、容姿からも分かる通り腕っぷしは頼って良いと見た
戦力はあって困るものでもない…それに――――


  ブルー(…"モンスター"という種族も存外侮れんからな)チラッ

  スライム「(´・ω・)? ぶく?」ノソノソ


 術こそ全て、そんな魔術至上主義の民だったがリージョン界は彼が思う以上に広かった。

 少なくともこの旅の合間で何度このゲル状生物に助けられたことか…、一角獣の形態に代わり治癒や戦闘を繰り広げた事
地下で[巨獣]との闘いの時に[マリーチ]の姿になり最終的なトドメを刺したクーン

 戦闘形態でなくとも素の[スライム]の状態で[メイルシュトローム]の脅威から救われたのだって記憶に新しいだろうに


   ブルー「貴様の弟分か…。」ジッ

  サンダー「あ、あぅ…だ、ダメ?」ビクッ


   ブルー「よかろう、同行を認める…ただし!俺達は然る目的の為に[ディスペア]の監獄に潜入する」

   ブルー「しくじれば獄中生活を余儀なくされる事になるッ!…これを聞いて尚も覚悟は変えんか?」


  サンダー「う、うん!オレはアニキが行くなら何処へだって着いて行くよ!!」グッ!

   ブルー「…そうか、ならば何も言うまい。」


  リュート「おぉ!!良かったなぁ!サンダー!」

  サンダー「やったー!やったー!」ピョンピョン!


 大柄で無骨な鬼が無邪気な子供が如くぴょんぴょん飛び跳ねる、イタ飯屋の内部に振動が走る
扉奥からライザがやって来て「下の階までドスドス響いて来るからあまり暴れないで頂戴」とお小言を受ける程である
 そんなやり取りがされる中で魔術師はアニーに顔を向けて監獄潜入にこの新参者を連れてく上での確認を取る


 ブルー「確か…アニー、お前が用意してた潜入用の偽装IDや小道具には予備があったよな?」

 アニー「ああ、それね…なんかの手違いで潜入前にダメにしちまった時の為にって1人分多くは作らせてたわね〜」


 グラディウスなんて裏社会の仕事柄、何時どこで恨みを買ってる連中からの鉄砲玉が飛んでくるか判らない
不測の事態に巻き込まれて破損や紛失が有ってもいい様に最低でも1名分は余分に偽装IDは作らせていたが…。


 アニー「作業服に関しては…んー最悪モンスターの作業員ってコトでどうにかなるかなぁ」


 そう呟いてマグカップの中に注がれたモカを口にした、クーンはじめスライムも作業服は必要としない。
[ディスペア]潜入に置いてIDがあれば"モンスター"はどうにかなる、業者の服が必要なのはあくまで"人間<ヒューマン>"だ



  リュート「へへっ!ブルー、サンダーの奴を一緒に連れてくのを許してくれてありがとな!」ガシッ!

   ブルー「…フン、礼を言われるような事をしたつもりはない。」

   ブルー「そんなことよりも連れていくからにはコキ使うからそのつもりでいろ…戦闘面は頼りになるんだろう?」


 腕を伸ばして術士と肩を組む無職の男が朗らかな笑みを浮かべながら感謝を述べる、そんな男の馴れ馴れしさに
ため息を吐きつつも術士は腕を払い除けはしなかった。いい加減一々相手をするのも面倒になったからである
 同行を許したからにはお前の弟分と言えども戦力として使わせて貰うからな?とブルーが男に言う
すると彼はニィっと笑って次のような返事を口にした。




      リュート「サンダーは見た目は恐いが、本当に恐い奴だよ。」



…だから心配しなさんな。っと


―――
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