ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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940:続き次の土日かもしれない[saga]
2022/08/21(日) 23:25:49.27 ID:3wW5IvOu0

 理由を問われたクーンはめちゃくちゃな説明をした。額に手を当て溜息を吐くメイレンや苦笑するフェイオン
それを眺める術士組達…なんとも混沌とした場だが、所長は顎に手を当て「そうか…まぁ、よかろう」と薬指に嵌めていた
[隠者の指輪]を取り外し差し出した


   所長「こんな所まで私に面会に来る者はそうはいない、持って行け。」


  クーン「良いの!?わーい!やったーっ!」ピョンピョン

  アニー「随分と気前が良いじゃないの」


   所長「さっきも言ったが君達が来た時にその指輪が光ったのだ、共鳴し合っていたから引き合わせただけだ」

   所長「退屈なのだよ、私は…。だからこそソレを君達に渡したらどうなるのか興味がある。」




   所長「クーンと言ったな?指輪を全て集め終えて君が目的を果たした暁には旅の話を聞かせてくれないか?」

  クーン「旅のお話?」

   所長「あぁ…とびっきりの冒険譚さ、どんな結末が待ち構えていたのかを語って欲しいんだ、私の退屈凌ぎになる」


 指輪をタダでくれてやる代わりに道楽所長は故郷の星を救いたがっている少年の物語を御所望のようで…
こうして変わり者の最高責任者と二言、三言ほど言葉を交わした後に一行は独房を後にした
 目的の一つ刑期100万年の男から指輪を得る事ができたのだ…であればもう一方の目的、[解放のルーン]が刻まれた石に
触れる為に監獄の最奥へと足を運ぶ必要がある

 それを聞いた所長は「ほう、また面白いショーを見せてくれるのかね?前の時同様に期待しているぞ」とアニーに言い
彼女は彼女で「げっ…やっぱりアンタ覚えてたのか…」と嫌そうな顔をしたそうな

―――
――



   ブルー「さて…長い遠回りだったが漸く、[解放のルーン]をこの[小石]に刻めるんだな」スッ


 蒼き魔術師は[バックパック]から取り出した石を眺めて感慨深く言葉を零した。4つあった石も残り2つ
その内の1つも今日この場でルーンが刻まれ、"資質"を得るのもそう遠くない未来になった訳だ…

 祖国から賜った使命…弟であるルージュと殺し合いをするという運命の日はまた近づくのだ


 クーン等一行は別に[印術]を極めたいワケではないので所長の計らいにより一足先に[ディスペア]の出口まで護送された
ボク達は一緒に行けないけど頑張ってね!と激励の言葉を受け彼らは来た道を戻り
アニーがいつも"客"を案内する本来の道順まで戻って来た


 スライム「(; ・`ω・´)ぶくぶくぶー」ノソノソ


  ブルー「ああ…一気に人手が少なくなったからな、警備ロボや放し飼いのモンスター共を相手取るのも疲れる」

  ブルー「1体1体は決して強くないが徒党を組まれて囲まれたとあってはな…改めて、戦いは数が物を言うと学んださ」


  アニー「へぇ〜、前までスライムが何言ってるのか全然分かってなかったのにまるでリュートみたいじゃん!」

  ブルー「あのボンクラと俺を同列にするのは止めろ!…別に理解してる訳じゃない、ただ大体言いたい事がわか――」



  ブルー「…。」



  ブルー「そういえばリュートで思い出したが、奴は何処だ?」キョロキョロ

  アニー「え」



 クーン達がパーティーから抜けた事で人員が減り戦力が大幅に落ちた、だから妙に手数が足りていないと思っていた
現状この面子3人しか居ない…っ!大所帯から一気に数が減った事で初めてリュートとサンダーが逸れた事に気が付いた

  ブルー「あ、あ、あんの大馬鹿野郎!!!何処に行ったんだァ!?」

 所内に術士の怒声が木霊した…。最近ちょっと見直したと思ったらコレである。


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