ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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続き来週の火水のどっちか予定
[saga]
2022/10/18(火) 22:31:10.98 ID:OAoGcI+90
…ジュゥゥゥゥ…!
宙ぶらりんだった頭部は黒ずみ、焼け崩れては消えていく…それに合わせて長い百足の胴体も蜃気楼の如く消えて行った
かくして監獄内で蠢いていた一匹の蟲は生涯に幕を下ろしたのであった
ブルー「終わったな」
一角獣形態から元のゲル状に戻ったスライムが言葉も無く頷いた、…モンスターは倒したモンスターを破片でもいいから
取り込むことで相手の生命情報を取り込み"技"を得とくできるが…どうやらこのゲル状生物も兄貴分を担ぎ上げてる豪鬼も
[ニドヘッグ]というゲテモノを取り込まなかったようだ
…まぁあの百足を取り込んだ所で大した物は得られんだろう、彼奴が使ってきた[百足蹂躙]と
悪趣味な生涯の記憶くらいしか手に入りそうにないだろうし
「やーっと!開いたわ!!」ガコンッ
ブルーが振り返ると螺子回しとスパナを手に汗を拭うアニーの姿がそこにはあった、「やっと開いたか」とだけ呟いて
我先にと彼は目当てのブツが保管されているであろう部屋へと進んでいく
アニー「あぁっ!ちょっと待ちなさいよっ!もうっ!」タッタッタッ!
リュート「俺達も行くぞ!サンダーあの穴の中に突っ込め!」
サンダー「おう!任せてくれよ」ドドドドッ!
―――
――
―
【双子が旅立って12日目 午後 19時48分 "[ディスペア]" 】
シュタッ!
監獄の最奥にその巨石はあった、美術館の展示品か何か様に囲われたソレにはアルファベットのPに似た文字が刻まれ
誰を待つでも無く佇んでいた…天井から巨石を照らす様に射す一筋の光が照明の物か、はたまた天窓か何かの月明かりか…
神秘性を含んだルーンの巨石を目の当たりにしたブルーにとってはどちらでも良い事だった
ブルー「おぉ…!遂に…やっと、やっと3つ目のルーンを…っ!」フラフラ…
万感の思いだった。
祖国を旅立ちまだ2週間と経たぬ間だが、この3つ目のルーンを得る為だけにどれだけ遠い回り道をしてきたことか…っ!
此処に忍び込む為だけに守銭奴の女に媚び諂い、金策に走ったり、知り合った連中の騒動に巻き込まれたり
胸に色んな感情や悩みを抱えた奴らと出会い、自分の知らぬ文化や世界を知ったり…
…気づけば、喧しい馬鹿共と騒ぐ時間を悪くないと思い始めてしまったり…。
そこまで考えて彼は首を横に振った、鞄からルーンの小石を取り出しふらふらと蛍光灯に釣られる羽虫の様に階段を昇り
巨石に手を伸ばし―――――
フォン…!
i'⌒ \
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| | / / フォン…!
| レ゙ / .
| / .
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弋,丿
フォン…!
『解放のルーン』を手に入れた!
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