ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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954:次来週の火、水予定[saga]
2022/11/23(水) 23:40:39.01 ID:Hx58Wf5U0

 凍土の山を昇りながら術士は捜査官に尋ねる、この山の山頂に咲く黄色い花を採取する任務の手助けをするというのは
説明されて分かったが、もう一方の[IRPO]の人材難を解決する手立てにも手を貸す、というのはどういうことなのか


 ヒューズ「よく聞いてくれたな、昔ちょいとばかりに小耳に挟んだ話さ。」

 ヒューズ「この山の何処かに[氷漬けにされた朱雀]がいるんだよ」


 険しい環境の山である為、ここには最上位モンスターの[朱雀]が生息しているわけなのだが…どういうワケだか
一体だけ山の中腹に氷漬けにされた[朱雀]が居るのだ

 指輪の君が居を構える山だ、そこそこに妖魔が出没するらしく…女性型の妖魔が顔馴染の相棒と共に
悪戯で凍らせて封印しただとか噂されているそうな
 とどのつまり、この捜査官は件の神鳥を助けて恩を売り、[IRPO]の隊員として迎え入れようという魂胆なのだ



  ヒューズ「――――つーわけで、優しくてナイスガイな俺が[朱雀]を助けて勧誘しようって事よ」

   ブルー「…そう上手くいくものなのか?助けた瞬間に襲われる可能性もあるのではないのか?」


  ヒューズ「なぁに、その心配はないさ。[朱雀]ってのは高位のモンスターなだけあって受けた恩義は忘れねぇんだ」

  ヒューズ「基本的に話の分かる種だから、自分から相手の縄張りに土足で踏み入るとか無礼が無ければ襲って来ない」



 とりあえずは神鳥を悪戯感覚で氷漬けにした雌型妖魔を見つけて適当にしばき倒して、救援に来る相方の[霜の巨人]も
ボコボコにして氷の呪いを解呪するように交渉を持ちかけるという主旨を彼は語った
 そう上手く話が行くだろうかと疑問に思いながらもブルーは彼の隣を歩いて山中を進んでいく…そして道中にて



  リュート「へっっぶしぃぃ!!!」ブルッ

  リュート「うぅぅぅ…ささささ、さみぃ!!アニーの上着取られちまったぜぃぃ…!」ガタガタ


  サンダー「アニキ…しっかり!…何処か暖を取れそうな所は…」キョロキョロ

  サンダー「んん?」ピタッ




 山道にある謎の洞穴『 』




  サンダー「あ、あれだ!丁度良い所に洞穴がある!あそこで焚き火でも起こせば温まれるぞ、オイラ見てくる!」ダッ


   ブルー「!? お、おい!勝手に先行するな馬鹿!」

  サンダー「大丈夫だよー!ちょっと様子見てくるだけだからー!それにアニキだけじゃなくて皆も冷えてるからー!」

   ブルー「違うッ!そういう問題ではな―――」


 険しい雪と寒さに覆われたし土地ならばビバークするには最適な洞穴で暖を取るというのは選択としては間違ってない
ただしその際には注意点があるのだ…冬山の登山客が遭難した際に緊急避難先として洞穴に逃げ込むのはよくあるがそこに
冬眠中のクマが居て、春先までの保存食第一号になってしまうというケースもあり得るのだ


 こんな険しい環境下の"惑星<リージョン>"ならば洞穴に潜んでいるのは熊どころの騒ぎではない…!!



        サンダー「  ウ  ワ  ア  ァ  ー ! ! 」



  リュート「サンダー!?」ダッ!!
   アニー「あっ、リュート待ちなさいよ!」

   ブルー「ええぃッ…遅かったか!」


 舌を打ちながら術士と隣にいたパトロール隊員がサンダーの身を案じて次々と芋づる式に仲間が入って行く洞穴へと足を
踏み入れた、そこで見た物は洞穴の奥で輝きを放つ金銀財宝の山とそれを護る番人か何かの様に咆哮をあげる2頭…!
 燃え盛る火を連想させる[赤竜]とそれよりも一回り大きく、黒々とした鱗を持つ[黒竜]であった…ッッ!!


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