ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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966:続き次の火水予定[saga]
2023/03/01(水) 22:10:29.39 ID:uq9Mbitq0

 宿泊先から出て橋を渡り[京]の北西に位置する修行場へと赴く、受付の者は彼らを見て静かに来たか、とだけ呟き
奥の部屋に目線を向ける…。
 場所を提供してもらったことに一礼し二人が瞑想の間へと踏み込むと――――



  レッド(! …姉ちゃん見違えたな)

 ルージュ(あ、あぁ…、見た目は何一つ変わっていないのに…これは)ゴクリ




  アセルス「……ん? 二人とも迎えに来てくれたんだね、ってことはもうそんな時間かー」パチッ


 座禅を組む様な姿勢でずっと目を閉じていたアセルスお嬢が目を開き仲間二人の姿を認識した
これから…どう見積もってもあの[メタルブラック]と同等かそれ以上の強敵と1対1で対峙することになるというのに
どこまでも落ち着いた…何事も無いかの様な澄んだ雰囲気を漂わせて彼女は思ったより早かったなぁ〜っと言ってみせた


 この数日、彼女との鍛錬に付き合ってきたからこそ分かる

 彼女は以前と比べて明らかに強くなった、[幻魔]を握りしめたとてその力に振り回されることも無い
自らの意志で妖刀を御せるだろうとも

 心は極めて澄んでいる、波風も波紋の一つすらもない澄んだ水面…明鏡止水に至れていると言ってもいい


 ゆっくりと立ち上がり、ん〜!と背伸びして歩き出す、そんな彼女に付き添う様に白薔薇姫が
その後ろからBJ&Kとラビットが続いて行く


  アセルス「さぁ!行こうか!」


―――
――



【双子が旅立って15日目 深夜1時58分 [京] 】



 [庭園]へ続く橋を渡り、一行はその場で待つことにした…

 三日前、黒鉄の武人を討ち取ったこの地にて…――――炎上していた[書院]の火は近隣住民の手によって鎮火し
なんとか形は残っていて、また[メタルブラック]の残骸も撤去済みでこうしていると
あの日は何も起きていなかったんじゃないかとすら思ってしまう

 腕を組み目を閉じたまま柳の木に身を預けたままのレッド少年、その傍らに物言わず立つBJ&Kの上に着地したラビット
[庭園]の中央に立るアセルスをじっと見つめたまま微動だにしない白薔薇…

 そんな仲間達の様子を見渡していた紅き術士は天を仰ぐ様に夜空を見上げる…星明りと月明かりが嫌にハッキリとしてて
雲の流れも全くと言っていい程に無い


 天すらも此度行われる決闘を観戦する気でいるのだろうか…


 ルージュは随分前に購入した携帯電話の液晶画面を覗き込む時間は深夜の1時59分……――――




   ルージュ「ぁ…」




 ―――から、たった今、2時00分に変わった。





 コツッ…コツッ…コツッ…



 靴底の音と共に橋の向こうから幽鬼が如く姿を現した黄金の騎士が視認できたのは彼が声をあげるのとほぼ同時刻だった
金獅子姫が…[黒曜石の剣]を携えてやってきたのだ。



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