モバP「アイドルをオモチャにするクスリ 心・響子編」
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10: ◆FreegeF7ndth[saga]
2017/07/15(土) 17:20:38.23 ID:7VfU3ezmo

その時だった。

『あ……プロデューサー……そ、その、手が……』

クスリの影響などなかった――と安堵しかけたこの瞬間、
俺はやっと『オモチャ』の意味に気づかされた。

『いや……離すんじゃなくて、さ』



逆に、心が熱い体温で俺の手を掴む。

『……や。離さない。お酒はキライじゃないけど、酔ったまま一人寝は、イヤ。わかるでしょ?』

手と手、肌と肌の触れ合った部分から、クスリの毒気が回っている気がする。

『……ムリして騒いだ後は、部屋で一人になると、反動でキツくて……』

こいつ、人を終電もなくなった時間に仕事へ呼びつけておいて、
さんざっぱらヤキモキさせておいて、今度は。

『プロデューサーのおかげで、アイドルになれたけど、物寂しさには、弱いままだね……』

俺のせいだって言いたいのかよ。

こんちくしょうめ。



『プロデューサーも今回ばかりは、はぁとのコト見直しただろ? だから……☆』

俺が手を回して心の肩を引き寄せる。
加減ができなくて、乱暴な手つきだと自分でも思うぐらいだったが、
心はまったく逆らわず俺の懐に落ちてきた。





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