勇者「出来る事は全部やる」戦士「……」
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/07/23(日) 11:12:15.08 ID:54iouN4xO


むぐむぐむぐ……
たんっ!


戦士「ごちそうさまでした!」

魔法使い「はい、洗っちゃうわね」

戦士「お、ありがとー」

商人「よし、それじゃ作戦会議始めますよ! 今日の議題は題してですね…………!」

盗賊「でれれれれれれ」




貼り出された紙には、でかでかと恥ずかしいものが書いてあった。

「私たちで世界を救おう計画!!!」




魔法使い「……はぁ。洗濯行っていい?」

戦士「たぶん」

商人「なんですかあ! 盗賊ちゃんも書くの手伝ってくれたんですよ!」

僧侶「びっくりマークの所だけ、ね」

盗賊「文字はむずかしい」



商人「とにかく。今の現状を、もう少し詳しくおさらいしましょう」

礫地の孤城では、生活の維持に手一杯な子……魔法使いちゃんみたいな子と、勇者の活動に対して話に加わっている僧侶さんみたいな人で二分されている。
不毛の地の中で、このふたつの考え方もバランスが取れていないと精神をいずれ病んでしまうと思う。


商人ちゃんは、僧侶さんからの又聞きで勇者の冒険の軌跡を追っていたんだ。





商人「まず、大異変当初に孤児であった勇者さんと戦士さん。
ふたりは偶然この孤城に迷い込み、周囲のモンスターを掃討してこの場所での生活を始めました」

戦士「はいはい」

商人「次によく知っていた港町に赴きますが、女性のモンスター化によるパニックに巻き込まれます。
この時、僧侶さんと私は襲撃から助け出されたのですが……港街は壊滅。勇者さんに同行し、孤城に居つくことになりました」

僧侶「その節は、本当にありがとうございました」

商人「その後、モンスター化の現象について人を探し歩く中で私のコネも使って世界が壊れていく様相を把握します。
そして「星の呼気」と男性の性質をおぼろげに掴みました。どーですか! 私もたまには役に立ってた時があったんですよ!」

商人「……反応してくださいよう」

商人「男性……勇者さんの近くであれば安全と分かった私たちは次の目標を学術都市に定めます。
学術都市は既に男性の優位性に気付いてはいましたが、男性ひとりが抑えられる「星の呼気」の上限について把握できておらず、
じわじわと、しかし一斉にモンスター化した女性によって壊滅してしまいました。その時逃げてきた研究員がただひとり、魔法使いさんです」

魔法使い「本当にあの時は死んだなと思ったわ。ありがとね」

商人「魔法使いさんと僧侶さんの知恵をもって、「不毛の地」が安全地帯であるという性質を掴みます。
仮であった礫地の孤城を本格的な拠点として使う事を決め、男性ひとりが抑えられる星の呼気の限界……女性3人を率いて冒険が始まったのですね」



商人「あの時の私が……レベル9。ずーっと、ベンチです」


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