【艦これ】龍驤の乳首を開発するだけのスレ
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13: ◆kquYBfBssLZl[sage]
2017/09/04(月) 00:50:52.56 ID:tDpupcL5O
〜〜


文明の利器とはなんとも素晴らしいもので、この真夏にも快適な室温を保ってくれる。
しかしそれは背後にベッタリと密着してくる誰かさんがいなければの話だ。
「……暑いんやけど」
「俺もだ」
それなら離れろ、言い出しづらいのは、この状態を心地良く感じているからか。
今日は部屋に入ってからというもの、何をするでもなく二人でゴロゴロしているだけ。
艦載機の搭乗妖精よろしく、ベルトのように両肩から腕を回されて拘束されている。
鼻息が旋毛をそよがせてむず痒い。
そんな距離で思い出されるのは当然、昨夜の彼の言葉。
『乳首、開発しない?』
何度目か知れない溜息が出る。
あの後、「ケッコンまではエッチはしない」という約束も遂に我慢の限界がきたのか、と聞いてみたが、そ
うではないと言う。
曰く、男が好きな女の胸を弄りたくなるのに理由はない。
また溜息。
そんな馬鹿なことを堂々と言ってのける彼にも、それで嬉しくなっている自分にも呆れる。
そして、この現状に肩すかしを食らったような気分になっている自分にも。
「(あほ、鈍感、甲斐性なし)」
辛うじて、心の中で毒づく。
昨夜は結局、なんだかんだと適当に話をはぐらかしてしまって、どうするのか結論は出ていない。
開発、という言い回しがなんだか厭らしくて、なんとなく忌避感を覚えてしまうのだ。
絶対嫌、とかではないのだが、なんというか、それを受け入れてしまったら、なんというかどこまでも流さ
れてしまいそうで、それが怖いというのもある。
流されてしまいたい、という欲望には、もちろん蓋をして。
不意に、お腹のあたりにあった彼の掌が上ってくる。



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