27:名無しNIPPER
2017/08/03(木) 17:44:18.63 ID:2Mn8+9QGO
その時、足音が近づいてきた。
逃げようとするが、シートベルトに行動の邪魔をされている。
作業員「うわー。グチャグチャだ。
ん?うぇっ。共食いしてやがる
社長ーー。どうしますこいつら?
共食いしてますよ?」
社長「まさに害獣だな。
そいつらは親子なんだろう? 」
作業員「ええ。そのはずですが」
社長「この工場はもうすぐ閉鎖する予定だから爆発させても問題ないか」
作業員「え?」
社長「よし。写真は撮ったな?」
そう言うと、社長は運転席に近づいた。
アライさんA「あ、人なのだ!
助けるのだ!子供も痛がっているのだ!
お願いなのだ!おねが...」
社長は無言で懐からライターを取り出すと、火をつけた。
アライさんA「ひゃっ??ひとさん、その熱いのを見せないで欲しいのだ!
怖いのだ!」
ふと耳をすますと、車内からはクチャクチャと言う音が聞こえてくる。
まだ害獣が肉を貪っている様だ。
社長は少し離れ、地面に流れ出てくるガソリンにライターを引火させた。
すぐに燃え広がり、車全体を炎をが包んだ。
アライさんA「あああぁぁぁぁ!!!熱い熱い!熱いのだぁぁぁぁぁ!」
アライさんA「助けて!!!助けて欲し....」
アライさんが2度目の助けを求めようとした瞬間、車は爆発した。
こうなっては流石のアライさんも助からないだろう。
人間達は、次の実験に取り掛かることにした。
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