26: ◆z/Ww02S8DY[saga]
2017/08/05(土) 23:39:05.31 ID:TKTTQuYDo
扇風機の無限に続く往復運動にも辟易し始めた丁度その時に、思い立ったように突然出かけた涼が帰宅したという訳だ。
ありがと、と軽く微笑んでアイスに手を伸ばす。が、未だに冷気を放つ箱は、涼の手により私の届かない所へ。
「寝室で食べさせてあげるよ」
この時、暑気で思考能力の低下していた私は、気付くことができなかった。
なぜ場所に寝室を指定したのか。
なぜ「食べる」のではなく「食べさせる」と言ったのか。
なぜ、わざわざ『棒のアイス』を買ってきたのか。
目の前に用意されたアイスの誘惑に負け、私はふらふらとこの悪魔の甘言に乗ってしまった。
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