428:名無しNIPPER[saga]
2017/08/12(土) 11:14:15.47 ID:yKPGzGyW0
エメラの眠る一室。
そこには少しばかり荒い呼吸を続けるエメラと傍らで見守るオークの姿のみがあった。
エメラ「っ…。こ、ここは…?はうっ!?」
エメラ(な、なんだ!?体が炊けるように熱い…?こ、これは…。まさか、私は発情している…のか?…い、いやだ…。あの頃には…戻りたくない!!)
オーク「エメラ、気がついただか?」
エメラ「ひっ!?」
オークを見て昔のことが一瞬フラッシュバックするエメラ。
魔族の臭い、熱、下卑た笑い声、終わりのない陵辱…。
そのどれもが鮮明にエメラの脳裏を駆け巡る。
オーク「ご、ごめんだ…そこまで、驚くとは思わなくて…」
エメラ「お、オーク…殿?」
オーク「大丈夫だよ。ここにはエメラを苦しませるやつはいないだよ」ナデナデ
エメラ「オーク殿…。オーク…殿ぉ…」
オークのあたたかい手に安堵し少し嗚咽が混じり始めるエメラ。
オーク「それで、エメラ。少し聞いてほしいことがあるだ」
エメラ「グスッ…。な、なんでしょうか?」
オーク「エメラは今妖気っていうのにあてられて危険な状態らしいんだな」
エメラ「妖気…」
エメラは思い出していた。
あのOrkの軍勢と対峙した時、自分の心が真っ黒に塗りつぶされ
『コロセ』という声に身を預けてしまったことを。
そのせいで仲間に迷惑をかけてしまったことも。
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