小林オペラ「この裁判…絶対に逆転して見せる!」
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229:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 01:18:02.14 ID:axKEPifE0
裁判長「…………」
小林「…………」
小百合「…………」
叶「…どうやら、全てを話す日が来たようですね」
叶「ええ。確かに私達は、ドイサースの娘、花輪小百合さんを殺す為に漆黒の魔法団に入団しました」
小百合「……っ」
叶「動気は、先ほど申してくれたように、ドイサースへの復讐です」
叶「椿さんは、あの事故で兄を失くし、私は両親を失くして」
叶「ねこさんは……”全て”を失いました」
小林「全て…ですか」
叶「はい。両親を含めた全ての家族、そして両手足を失っています」
叶「その時に得たのは、トイズたった一つです」
ねこ「………」
叶「私達三人が出会ったのは、およそ一年前」
叶「出会ったのは、本当に偶然でした。三人とも、あの事件の被害者で大切な人を失った者同士でしたから大層驚きました」
叶「そして半年後…あのドイサースの娘が地下劇場でマジシャンをしている事を私達が聞きつけ、奴の娘の殺害計画が立ちあがりました」
小百合「………」
叶「最初は、椿さんも花輪さんに憎悪を向けていて殺意がありましたが、彼女の反応と人格。そして私達に対する想い等で心が変わってきました」
叶「私も、あんな事件を起こした娘が、こんなにも良い子だったなんて思いもよらなかったのです」
小林「……つまり、最期まで殺害計画を行おうとしたのは、ねこさんだけだと」
叶「それは…そうかもしれません。ねこさんが一番、失った物が多すぎましたから」
叶「もう…引くに引けない。そんな心意気さえ感じましたのです」
ねこ「……………」
ねこ「……生きる…目的だったんだよ」
小林「!」
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