小林オペラ「この裁判…絶対に逆転して見せる!」
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245:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/22(火) 01:26:07.85 ID:axKEPifE0

J・ファントム「…そして、私は奴の暴行を止める事ができなかった…」

J・ファントム「せいぜい、観客の被害を最小限控える為に、引率するしか…無かったのだ」

J・ファントム「…幸か呪いか、裏世界の奴らは全滅していたがね」

小林「…一体、彼は何をしていたのですか?」

J・ファントム「分からない…だが、裏世界の奴には目をつけられていたのは間違いない。トイズ糸の材料にするつもりだったのだろう」

J・ファントム「だが、奴を狙う裏世界の奴らは…まだ残っていたのだ」

J・ファントム「私は、そいつらからドイサースの残した大切な宝を…娘を守る為に、今までに暗躍していた」

アリス「…………」

小林「……では、あの時僕と対峙していた、あの時の事件の目的は――」

J・ファントム「……そうだ。ドイサースの遺産のものだ」

小百合「…!」

J・ファントム「だが、後一歩のところで小林オペラ…お前に邪魔をされたのだったな」

J・ファントム「……しかし、もういい…もういいのだ」

スッ

J・ファントム「今までに、ずっと奴の尻拭いをしてきたが…、もう、それもこれで終わりだ」

J・ファントム「奴を狙う裏世界の奴らも、もう居ない。娘を狙う奴も、もう居ない」

J・ファントム「…これからは、罪を償う時だ」

カッ

J・ファントム「裁判長!この裁判が終わった時、私はすぐにでも拘束してくだされ!」

J・ファントム「私は全ての罪を認め!小林オペラに負けた事も認める事とする!!」

小林オペラ「…………」

J・ファントム「かの娘が、これほど立派な女性に育ってくれたのなら、もう私が心配する事も無いからな」

小百合「…………」

J・ファントム「そしてアリスよ…すまなかった」

J・ファントム「弟子の娘に執着するばかりか、孫娘を窮地に陥るようなこの老害を…どうか、許してくれ」

アリス「……………」

J・ファントム「それでは裁判長、この審議に終わりを――」

アリス「お爺ちゃん!」


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