【がっこうぐらし】安価ぐらしDAY1【生き延びよう!】
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234: ◆JIAuvu1PvIJ6[saga]
2017/08/16(水) 19:00:34.77 ID:CLPUiYF10
【一人購買部へ】


アリス「胡桃、君はここで終わるべきじゃない」

生き残ったみんなの中で、唯一戦える重要な戦力
これからもきっと、みんなの命を救っていく、重要な存在

胡桃「何言って――」

アリス「慈、君も生き残るべきだ」

慈「え……?」

生き残った女子生徒たち
その精神的支柱として、その引率者として、この学校の教師として
責任を取るべきだとは言わない、だが、寄り添うことの出来る心強く優しい姉として
その存在は、この絶望的な世界を生きていくうえで大切だ

どちらも損なわれてはいけないもの
ならば、どうするか
いるじゃないか、後から割り込んできた”余所者”が
なんて都合が良いのだろう
天使が自ら進んでいくなんて、聖書にでも載るのではないだろうか

アリス「後は任せて、君達は退くのよ」

胡桃「任せろって――」

慈「アリスさん、まさか……」

察したように、慈が口を開く
生徒のすぐ傍だというのに、弱さを曝け出しそうになってしまう
だから私は、笑みを浮かべてみせる
気にするなと、嘆く必要はないと

アリス「私はウサギを追って穴へと向かう。そしていつか、姉の膝の上で目を覚ます」

慈「そんなことっ」

ただの童話、ただの非現実的な物語
だろうとも。

アリス「そうね……めぐねえ。柔らかい枕を所望するよ」

告げて、駆け出す
最後の最後で、どうでも良い、くだらない一言
床をつよく蹴飛ばして大きな足音を響かせながら、彼らの合間を縫って全速力で駆け抜けていく
横を抜けた”彼ら”のうめき声が私を追う
それで良い、これで良い

アリス「こっちに来なさい!」

最後の一押し、声を張り上げて注目を集めて購買部へと転がり込む
周囲から聞こえてくる”彼ら”の声は私を取り囲んでいく


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