【がっこうぐらし】安価ぐらしDAY1【生き延びよう!】
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295: ◆JIAuvu1PvIJ6[saga]
2017/08/17(木) 21:26:52.22 ID:Mb3UD2/gO

アリス「…………」

”噛みつかれなければ感染しない”
それは恐らく違うはずだ
昔からよくよく聞くことではあるけれど
唾液だったか、口だったかにはかなりの量の細菌が潜んでいるという話だ
それゆえに、唾液による感染力は他に比べて爆発的であることは抗いようのない事実だと思う

けれど、私は確かに体が侵されていくのを感じた
妙な話ではあるけれど、注射で血を抜かれていく時に
ほんの少し流れを乱されているのを感じるような、あれだ

微弱ながら感染しているのは間違いない
それはきっと、みんな分かっていること
だから、若狭悠里は私を警戒しているのだろう

悠里「…………」

慈「ねぇ、みんな」

各々好き勝手に(と言っても恵飛須沢と丈槍くらいだが)行動し始めたところで
一瞬、神妙な顔つきをしていた慈が手を叩いて声をかける
皆の目が向けられたのを確認してから、慈は小さく息をついた

慈「予定通り、まずは3階の開放を目指そうと思います」

胡桃「だな……じゃないと夜も安心できない」

慈「そうね……だけど、3階にある使うことのできる机はもう使っちゃってるから、新しくバリケードを作るには2階のを使うしかないの」

悠里「ですが先生、それでは2階に……」

慈「うん……そう。だから、少しずつ確実に。誰かみたいな無謀な囮なんてしなくて良いように」

ちらりと慈が私を見て、皆の視線が私に刺さる
誰かなんて言わずに私を名指しすればいいものを……相当不快だったわね。アレ

慈「慎重に解放を目指していこうと思うの。早く学校全体を取り返したい気持ちはわか――」

胡桃「大丈夫だってめぐねえ! もう焦ったりする必要はないんだからさ。あたしも、気を付けるから」


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