【がっこうぐらし】安価ぐらしDAY1【生き延びよう!】
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◆JIAuvu1PvIJ6
[saga]
2017/08/20(日) 13:43:22.49 ID:K0NqizJJO
由紀「アリスさん、その時に私にそれが普通、間違ってないって」
アリス「言ったわね」
由紀「どうして、間違ってないのかな……って」
不思議そうに、由紀は言う
由紀にとって、(少なくともあの時は)自分は役に立たない存在であり
部屋で待機していることだったり、怖くて動けない事だったり
そういうのが正しいことだと思えなかったのだと思う
確かに、この世界において役に立てないのは正しいことではない。 それは間違いないし
この世界ではないのだとしても、間違いない…… けれど
アリス「別に、戦える戦えないでどちらかを決めるつもりはないからよ。私はね」
他の人間、例えるならば武闘派だったり過激派だったり
そういった種族の人間なら、戦えない人間は無価値であると切り捨てると思う
いや、そう言う人間ならば”餌”や”囮”として有用だと考えるかもしれないが。
アリス「戦争では戦う力はなくても、戦いを考えることのできる人間はいるし、それは重宝されるでしょう?」
由紀「で、でも……私は」
アリス「別に軍師になれとは言わないわ。ただ、”兵士”ではなくても、何かしら出来る事はあるはず」
完璧にこなすことはできないかもしれないし、出来る事はさらに限られてくるかもしれない
けれど、その行動をするというだけで、決して役に立たない存在ではないのだ
だからこそ、あの場で戦いに出る勇気が無かったのだとしても
それは人間としてごく普通のことで、当たり前で、間違ってはいない
全てをできる”何か”ではなく、何かが出来る”人間”それで良いのだ
アリス「私は君に努力をするべきと言ったけれど、努力はした?」
由紀「た、戦うのは……」
アリス「今その必要はないと言ったはずよ」
繰り返しになりそうな流れに思わずため息をつきながら
戦うとかどうとかはもういいから。と 少し強い口調で由紀に告げる
少し畏怖を感じさせる視線が感じられたけれど
別に由紀に好かれようとは思っていないのだから、構わなかった
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