【モバマス】モバP「エロトラップダンジョンその2?」【R-18】
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68: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2017/09/16(土) 01:07:50.34 ID:D8ss6oGF0
[小早川紗枝]

 カラン、コロン、と履いている下駄が地面と当たるたびに音を鳴らす。それが洞窟の壁に嫌なほど反響する様子に小早川紗枝は、少しだけ表情を曇らせた。

「もう、周子はんもほんまいけずやわ……こないなところにか弱い乙女を置いていかはるなんて」

 脈絡もなく周子から里帰りに誘われたときは一体どうしたのかと驚いたものだが、誘ってくれたのは素直に嬉しかったし、時期的に帰省したいと考えていたのも相まって、紗枝は二つ返事でその誘いを承諾した。

 事務所からきっちりと休日をもらい、周子とちょっとしたプチ旅行を楽しみながら実家に帰り、親戚への挨拶周りに精を出す。

 家同士の繋がりというのは広い。特に紗枝自身、今やアイドルとして有名になっているせいもあり、尋ねたところひとつひとつでだいぶ足止めを食らうことになる。

 歓迎されるのは嬉しい。が、流石に何件も回っているうちに疲れも溜まっていく。

 そんな折、偶然にも周子の実家が近くを通りかかる。紗枝は休息も兼ねてそこに寄ることに決めた。

「それなら気分転換に、神社行かない?」

 そんな紗枝を甘味と一緒に迎えた周子は、そう提案する。何でもすぐそこにあるらしく、残暑を過ごすにはそこそこ涼しく気を紛らわすにはもってこいだと言う。

(そないなとこ、ここら辺にあったやろか……?)

 京都全ての神社を把握しているわけではないが、そこそこの大きさの神社ならある程度は頭に入っている。

 しかし、周子の言うそこは今まで聞いたこともないし、あることも知らなかった。

(まぁ、えらい小さなところかもしれんし……)

 周子がおススメするならきっと雰囲気もいいところには違いない。それに自然的な涼しさを味わえるなら行ってみたいとも思う。

 紗枝は少しだけ考えて、周子の誘いに乗った。

 案内の時間は殆どかからなかった。神社は本当に周子の家の近くで、少しだけ山に入ったが険しい道もなく、特に難もなくついた。

 そこは紗枝の予想通り、こじんまりとしていてそれでいて少しだけ錆びていた。


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