クレヨンしんちゃん オラたち拷問されちゃったぞ!
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60:名無しNIPPER
2017/08/14(月) 22:36:54.89 ID:N+6uoPbB0
では、続き。
ひまわり「ぎゃああああああああああ、うぇえええええええん、にーに!」
ひまわりの絶叫とがしゃがしゃとした音が響く。
しんのすけとひまわりはどれぐらい眠らされたのだろうか?
しんのすけ「おっ!?おっ!?にーに?(にーにって、久しぶりに呼ばれた!〈劇場版 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス参照〉ひまわりの泣き声、頭が涼しい。ボーッとする。口の中が酸っぱい、体中が痛い。でも体は動くぞ)。」
と体中の痛みをこらえながら目を覚ます。
しんのすけ「ひまわり!ええ!?」
しんのすけは目の前の状況に驚き、すぐに目を覚ました。
ひまわりが檻に、正確には正方形状のベビーサークルの中で絶叫し、サークルの柵を両手で掴んで揺すったり、ハイハイして柵にタックルしたり、サークルの中で暴れまわっている。しんのすけが寝ている間に何度か嘔吐もしていることがわかる、ひまわりの周りに嘔吐物が散乱していたためである。ひまわりは体中の痛みに対して相当のストレスを感じていた。さらに柵ににタックルしている。
しんのすけ「酸っぱくてくさい・・・。」
しんのすけは周りを見回す。家のリビングだ、自分たちは移動してない、自分の家ということは間違いない、さっきまでいたおじさんがいない。
意識を取り戻しながらひまわりがスキンヘッドで眉毛まで剃られていること、さんざんおじさんに強く髪をひっぱられたせいか髪の無い頭皮には血が滲んでいた。少し、痒いのか掻いていたが、指が痛みから上手にかけない。また、ひまわりの首には首輪はない、だから思う存分叫んでいる。
しんのすけは自分の頭と眉の部分を触れた。やはり毛がない。さっきのことは夢ではないんだと改めて実感した。
しんのすけ「お?おーほー。」
さらにひまわりの状況を見て驚き、呆然とする。正方形状のベビーサークルの上に漬物石が円錐状に大量に置いてある。
ベビーサークルの漬物石の間には薄い鉄板一枚で挟んでありベビーサークルの天板の役割をしていた。簡易に作った牢屋である。
そして、ひまわりがガシャンガシャンとサークルの柵を揺さぶる。そのたびに漬物石が鉄の天板を突き破ろうとしなっている。
しんのすけは状況を全て理解し、ゴクッと生唾を飲んだ。口の中は血が混ざっていて変な味がした。
漬物石が鉄板を突き破ったらひまわりに落ちる、そしたらひまわりは・・・・、それ以上は想像したくなかった。
しんのすけ「ひまわり!暴れちゃダメ!落ち着いて!」
ひまわり「うぇえええええええん、う゛ェえええええええん!あいあいあいあいあいあいあいあいあいあいあい!」
ひまわりは落ち着いてなどいられなかった。腫れ上がった顔と髪のない頭、両手足の爪と両耳から流れた血で血まみれ、体中の痛みの開放と、この檻から出たいがために必死に大声で泣き叫び、体中をブンブン振りながら狂ったように暴れていた。それでもこれだけのことをされても狂わない精神力が尋常では無いのである。
しんのすけ「おじさん!おじさん!おじさん!」
おじさんを呼び、あたりを見回すがやはりいない。帰ったのか?おじさんに殴られまくった怒りよりも安心の方が強かった。とにかく身動きが取れて自由だ。
しんのすけ「うんぬぬぬぬぬぬぬぬ!!!!!」
ひまわり「たいあい!(頑張れ!)」
しんのすけは檻になっているベビーガード上の積み重なっている漬物石を取ろうとサークルに近づくものの一番上の漬物石が届かない。
鉄板の上に乗るわけにも行かない。乗ったら鉄板が破れる。もし、乗ったとしても一番天辺の漬物石を持つことができない、仮に一つ漬物石を取ったらほかの漬物石が鉄板に落ちる。
しんのすけ「(どうしよう?)」檻の柵を斬る?いや折る?そんな時間はない。椅子を使う?使っても届かない石がある。
どうしよう、どうしよう力のある人、父ちゃんでも母ちゃんでもない。ええと、ええと・・・・、いた!ある人を思い浮かべた。
しんのすけ「あイてててて!ひま!助けを呼ぶからな!暴れるな!がんばれ!」
ひまわり「えええええええん!うええええええええん!」とひまわりはブンブンと首を振る。
しんのすけ「ひま!」
ひまわり同様にしゃべるのも口の中を痛みが伴うしんのすけの呼びかけにひまわりは冷静になれない。
自分では無理だ。だったら、自分が急いで助けを呼びに行くしかない。
しんのすけは急いで外に飛び出した。
しんのすけ自身も体中が痛む、だが必死なため、大して痛みを感じていなかった。玄関から出て庭に一瞬、目をやる。シロが眠っていた。
しんのすけ「シロ!シロ!」
ダメだ、寝てる。シロの助けを諦め、急いで走り出した。
あれ?空がまだ青い。まだ夕方じゃないんだ。しんのすけは一瞬、そう感じた。
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