11:名無しNIPPER[saga]
2017/08/19(土) 12:26:29.68 ID:QW81110p0
駆除業者「作業完了しました。いま請求書をお作りしますのでもう少々お待ち下さい」
男「お疲れ様でした」
アライさんが何やらわめいているが駆除業者は気にも留めずペンを走らせている。日常茶飯事なのだろう。
駆除というからにはこれからアライさん達は殺されるんだろうが、こいつらがどう処分されるのか最期まで見届けたくなった。
ダメもとで駆除業者に尋ねてみた。
男「あのう、お願いがあるのですが」
駆除業者「なんでしょうか」
男「もし良かったらですが、アライさんを処分するところを見学させて頂きたいのですが」
駆除業者「ええ、かまいませんよ」
男「頼んでおいてなんですが本当にいいんですか?」
駆除業者「稀にですが見学を希望する方はいらっしゃいますよ。我々としても害獣被害に関心を持ってもらいたい気持ちもありますので、
見学を許可している業者もいます。ではこちらが請求書になります」
請求書に書かれていた金額は会社のホームページに記載されていた額とほぼ変わらなかった。正直ボッタくられると思っていたが
どうやら良心的な所だったようだ。
家を出る前に警察に連絡して昨日の空き巣はアライさんの仕業だった旨を伝えておく。
駆除業者「では出発しますので車にお乗り下さい」
男「よろしくお願いします」
―――――――――――――――
家を出て10分位経った頃、車の中でアライさんはやっと思い出したかの様に自分の子供達の心配をし始めた。
アライさん「ちび達、起きるのだ」
アライさんは格子から手を伸ばし、アライさんの子供が入れられている檻をゆすっている。だが子供は2匹とも起きる様子が無い。
男「○○さん、アライさんの子供が動かないみたいですけどアレ死んでるんじゃないですか?」
駆除業者「電気ショックの機器はアライさんの成体に合わせて調整してるので、子供の場合そのままショック死する事もありますね。
人間でも大人と子供では耐久力に開きがありますが、アライさんのそれは人間の比では無い様で…」
後ろから時折ノダァ…ノダァ…と声が聞こえてくるが、駆除業者と色々話している内に会社に到着した。
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