219:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 18:16:46.94 ID:9imLHcip0
大学生「カトウさんは冬の間はお休みしてるんですか?」
男「そうだねえ。流石に雪山に入ってまでアライさんを捕まえる気は無いかな。
そもそもアライさんは冬はどうしてるんです?冬眠とか?」
おじさん「ここより更に北に生息しているアライさんは冬眠に近い事をして行動を制限する事も
ある様ですが…この地域のアライさんは冬でも活動しているみたいですよ。現に畑で捕まえられてますしね」
男「ハアー、せめて冬の間だけでも寝てればいいのに…。モギさんは冬でも狩りを?」
おじさん「私も今の時期はしませんねえ。せいぜい家族サービスにでも努めますよ」
直接話せるいい機会だからおじさんに尋ねてみた。
男「春になったらまた一緒にアライさんを捕まえに行きませんか?良かったらですが…」
おじさん「そうしたいのはやまやまなんですが、生憎と春にはやらないとならない事がありまして。
夏以降でしたら予定が組めると思いますが」
男「そうですか…ちなみにどういったご用事で?」
酒が入っていたせいか、つい余計な事を言ってしまった。すぐに立ち入った事を訊いてすみません、と謝ると
おじさん「謝らなくても大丈夫ですよ。実は春先に私が管理する山に他の地域からアライさんが移動して来ていないか
調べる事にしているんです。先ほども話に出ましたがアライさんは冬でも活動しますから、人間が立ち入らない
冬の間に移動してきて、定着してしまう事もあるんですよ」
大学生「春のうちに探し出して駆除してしまえば繁殖が抑え易くなる、と…」
おじさん「そうです。夏以降もよそから入り込んでくるので定期的に見回りと駆除はしていますが、
今のところこれで繁殖を防げてはいます。しかし野生のアライさんの繁殖期についてはまだ分からない事が多いので、
これからどうなっていくかは見当もつきません」
おじさんも苦労してるんだな、と思いながらも他人事みたいで悪いが興味がわいたので
駆除を手伝わせてもらえないか、と申し出た。
おじさん「それは悪いですよ。私事に付き合わせる訳にはいきません」
男「そこをなんとかお願いします」
おじさんは少し考え込んでいたが、そこまで言ってくれるならぜひ手伝って欲しいと言った。
続く
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