232:名無しNIPPER[saga]
2017/11/15(水) 18:18:37.99 ID:7NqEcyTh0
なにやらアライちゃん同士で罵り合いが始まった。アライちゃんA・Bは姉妹で、アライちゃんCはどこか別の場所で
捕まえられた赤の他人もとい、他アライちゃんらしい。
知らない者同士だと争いが起こる事がある、と以前捕まえたアライさんが言っていたが、こんなに簡単に起こるとは思わなかった。
アライちゃんCは歯をむき出しにして目出し帽男の手に噛み付こうとしたが、首をガッチリ押さえられているので
顔をまわす事さえ出来ない。その様子を見た目出し帽男は手を高く掲げると、アライちゃんCを地面に叩きつけた。
アライちゃんC「ぶべっっ」
アライちゃんCは不様に大の字になって倒れこんだ。そして目出し帽男は底の厚いゴツいブーツで
右足の脛を踏みつけ、ボキッと折ってしまった。
アライちゃんC「あぎゃっ?………いだいのだあああ!!あんよがまがってるのだああ!」
さらに目出し帽男は上着のポケットから5センチくらいの長さの釘を出すと、痛がってジタバタしているアライちゃんCの
両方の手の平に刺して貫通させた。
アライちゃんC「えぐっ、えぐっ……おててが…あんよがあ……」
アライちゃんCが泣いて苦しんでるのを見たアライちゃんA・Bの顔から血の気が引いていくのが判った。いまさら人間の暴力に
さらされている事に気がついたらしい。おそらく母親のアライさんは最初の一撃で苦しむ間も無く死んでしまったので、
母親の身に何が起こったのか判断できなかったのだろう。
アライちゃんA「ひいい…。おかーしゃん、はやくおきてなのだ!このままじゃアライしゃん、ニンゲンにらんぼーされるのだあ!」
アライちゃんB「あのやくたたずがいじめられてるあいだにあらいしゃんをたすけてなのだぁ!」
目出し帽男は小刻みに震えるだけになったアライちゃんCの首を掴んで持ち上げ、腰にぶら下げた道具袋から
金槌を取り出すと、アライちゃんCの手に刺さっている釘を木に打ちつけ始めた。
カッ、カッと釘が打ち付けられる度に木の枝は揺れ、ぶら下がっているアライちゃんA・Bもプラプラと揺れた。
アライちゃんA「おかーーしゃん!おかあしゃあああああんん!!」
アライちゃんB「ふにゅっ!ふにゅううううう!!」
アライちゃんAはひたすら母親に助けを求め、アライちゃんBは縄から抜け出そうと必死で体をよじらせるが
どちらも抵抗と言うには程遠い行為だった。
アライちゃんC「おててが…おててがやぶれちゃうのだぁ…」
木にはりつけにされたアライちゃんCの手は裂けそうになり、もうさっきまでの威勢のよさが無くなっている。
目出し帽男は五寸釘を手に取り、アライちゃんCの胸に当てると金槌を振って釘を突き立てた。
釘はアライちゃんCの肋骨を砕き、肺か心臓に刺さったのだろう。
アライちゃんC「ゲボオッ……カハァ…」
アライちゃんCは血を吐き、虫の息だ。そしてすかさず目出し帽男は叫んだ。
目出し帽男「アライさんが絶滅します様に!アライさんが絶滅します様に!!アライさんがっ!絶滅しますようにいぃぃ!!!」
やっている事とは裏腹に、願い事は案外まともで男は笑った。
続く
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