63:名無しNIPPER[saga]
2017/08/27(日) 18:23:12.21 ID:Xs8Kabcx0
おじさん「では始めましょうか」
男が無言で頷いたのを確認したおじさんは、アライちゃんAを掴み上げた。
アライちゃんA「きゃっ。はーなーすーのだぁ」
アライさん「人間、ちびに手を出すのはやめるのだぁ!」
おじさん「少し肉付きがいいこっちにしましょう。ロン、食事だぞ」
アライちゃんAが水槽に入れられた。ロンと名前を呼ばれたそのワニガメはアライちゃんAのふた回りかそれ以上の大きさで、
時たま食べているごちそうに気付きゆっくりと動き出す。
普通ならただならぬ雰囲気を察して逃げる所だが、アライちゃんAは亀を見た事が無かったらしくあろう事か興味を示した。
アライちゃんA「はじめてみるけものなのだ。おまえ、なんてなまえなのだ?」
ワニガメが喋る訳も無く、徐々に近づいていく。
アライちゃんA「あらいしゃんはねー、あらいしゃんっていうのだ!」
キャッキャッと手を振った瞬間、ワニガメが噛み付きアライちゃんAの右の手首から先は無くなっていた。噛まれた腕の先からは血がピュッピュッと出ている。
アライちゃんA「きゃあああいだいのだあぁぁ!!」
生まれて初めて感じたであろう激痛に悲鳴をあげると、アライちゃんAはその場から逃れようと残った腕を使って這いずり回る。
水槽の深さは男のひざ上くらい迄あるので立ち上がれないアライちゃんAでは出る事は無理だ。
アライちゃんA「いだいのだぁ…とうめいのかべがあってすすめないのだぁ……」
アライちゃんAはガラス面をぺたぺたと触ったり叩いている。ちぎれた手を飲み込み終わったワニガメはまた近づくと、今度は左足に噛み付く。
ひざが噛み砕かれ、足が切断された。
アライちゃんA「ぎゃああああああっっ」
アライちゃんAは仰向けにひっくり返り残った手足をばたばたとさせながら悶えていると、水槽の外から見ていたアライさんと目が合った。
アライちゃんA「おかあしゃん…!おかあしゃん!!」
アライさん「ちび!ちびぃ!人間、何を見ているのだ!ちびをあそこから早く出すのだあぁぁ!!」
アライちゃんA「おかあしゃん、たすけて!!」
ワニガメはアライちゃんAにのしかかり、爪を使い柔らかそうなお腹を引き裂いた。
男はワニガメに対し強靭なアゴによる噛み付きのイメージが強かったが、よく見てみると確かに太く鋭い爪をしている。
アライちゃんA「げふっ……」
アライちゃんAはそれっきり声を上げなくなり、手をピクピクと動かすだけになった。
295Res/235.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20