アライさんを狩るおはなし
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3:駆除屋さん
2017/08/25(金) 23:24:18.78 ID:IzBqigwh0
〜〜〜〜また次の日〜〜〜〜

昨日と同じ時間帯に、罠を仕掛けた地点へやって来た。
なんだか変な声が聞こえる。
近づいてみると、トラバサミにかかっていたのは最近テレビでよく見かけるアライさんだった。

「あ、人なのだ!良かったのだ!これを開けてアライさんを解放するのだ!とても痛いのだ!チビたちが待っているのだー!」

子供がいるようである。
しかしトラバサミに足を食われているのになんだこの頑丈さは。
クマ用のものではないとはいえ、人間が食らってもかなり痛いだろう。
僕は人間の言葉を使うこのアライさんという生き物に強い好奇心を覚えた。
トラバサミを外し、通りがかった親切な人を装って、持っていたタオルで手当てをしてあげよう。

「はい。手当てできた。ところで、アライさんの子どもたちはどこにいるの?案内してほしいな」

「わかったのだ!かわいいアライさんのチビたちに会わせてあげるのだ!命の恩人にお礼をするのだ!」

トラバサミを仕掛けたのは僕なのに、呑気なものだ。
それに自分の子どもをかわいいとは...。
ずいぶん自信があるようだ。


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