吸血鬼は長い余暇に冒険者に愛されることを望む【安価】
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138: ◆MEqMcN/fJQ[saga]
2017/08/30(水) 19:18:46.97 ID:aIb1KMKVO
「………………」

朽ちかけた館を見上げ、手に持った日傘をクルクルと弄ぶ。

ギィ、と音を立て、青年が館の腐った扉を開ける。

「見つけたよ、一際でっかい蝙蝠」

彼が手に持つのは眷属の1匹、その中でも最古参の蝙蝠……の死骸。

「それを依頼主に見せれば良いわ、何せ数百年来の眷属、誰もがその蝙蝠が館に巣食っていた吸血鬼と思うでしょう」

いたずらっぽく笑いながら、青年の手を取る。

「それで、報告が終わったらどうするの?」

好奇心に満ちた笑みを青年に向けらる。

その可憐さに心を奪われ少しだけ見惚れてしまう。

「えっと、拠点にしている街に帰ったら……もう組合は閉じてるだろうから休もうかな」

「ふうん、夜の王も人の生活に合わせないといけないのね」

詰まらなさそうに傘をクルクルとと回す。

「まあ、夜にも空いてるところはあるさ」


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