4: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:27:14.34 ID:tLqPKhNzo
初日にロケをつつがなく終わらせて、貸宿にやってきたときはもう夜になっていた。
貸宿になっていた古民家は、古すぎず、新しすぎずといった感じの普通の田舎の一軒家だ。
ガスも電気も水道も当たり前だけどあるし、冷蔵庫や電子レンジなんかもちゃんとある。
それでも年季の入った木材の濃い色味や、渋くなった砂壁なんかが、イメージ通りの田舎っぽさを演出している。
大きめの畳の部屋には縁側がついていて、その先は街灯のない真っ暗な闇が続いていた。
撮影で疲れた重い体をなんとか動かして、畳の部屋に4人分の布団を並べると、
涼しい風が障子窓の向こうから抜けてきて、敷かれた布団を撫でていく。
ロケで疲れていたからか、全員あっさりと眠りに落ちた。
クーラーなんてもちろんなくて、扇風機しかないことも全く気にならなかった。
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