高森藍子「麦茶がぬるくなるまでに」
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5: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/09/08(金) 00:27:57.43 ID:tLqPKhNzo

次の日。
太陽がやっとこさ顔を出し始めたころ。

「なんだか……暑くないですか?」と藍子が言った。

確かに暑い。思っていたより涼しくないのだ。
昨日の夜の涼しさは一体どこへいってしまったのだろう。

障子戸を全部開けて風通しをよくしたところで、焼け石に水にしかならなかった。
部屋の中は、真綿で首を締めてくるように、湿気のある暑さが漂ったままだ。

家の中でこれなんだから、外に出たらどうなったものか。
そもそも周りは田んぼばかりで何もないんだから、涼む場所なんかどこにもない。

俺達は、やることもなく、ただ暑さに耐えて、うだるしかなかったというわけだ。


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