11: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/09/27(水) 00:26:41.44 ID:oBG28i4E0
「そろそろ口だけは聞けるようになったんじゃない?どう?」
煽るような声で、志希に指摘される。試しに声を出そうとすると、先ほどよりも口とのどが良く動くことがわかった。俺でも気がつかないことによく気がつものだと思ったが、よくよく考えれば志希が作った薬でこうなっているのだし。効果時間や状態の変化に俺よりも詳しいのは当然なのかもしれない。
「じゃあじゃあ、これとか…」
不意に、視界の肌色が占める面積が増えた。あらわになった志希の上半身が目に飛び込む。
式の手から、先ほどまで肌を覆い隠していた布達が離れた。羽織っていた白衣はベッドの縁に落ち、タンクトップは乱雑に脱ぎ捨てられる。脱いだ衣類の中に、ブラジャーは無かった。
肌着を脱ぐとすぐさま彼女のもつ大きな胸があらわになる。
大きさと存在感を主張する胸の中心には、ピンクの綺麗な突起があり、肌色とのコントラストがまぶしい。志希は自分の胸を両手で抱えるように持ち上げ、俺に見せつけてくる。
「このプロデューサーのだぁ〜いすきな志希ちゃんのおっぱいで…」
とまで言いかけて、体を倒した。志希のおっぱいが俺の胸に当たり柔らかく形を変える、その感触は脳を揺らすほど強烈で、更に興奮をそそる。
志希の吐息が耳にかかった。
「…どうして欲しいか、言って?」
呟くような小さな声で、
「いつもみたいなのがいい?乱暴にされたい?たまには自分がリードしたい?それとも…」
囁くように。
耳元にかかる息がこそばゆい。ウィスパーボイスが脳を溶かすほど甘ったるい。志希のおっぱいが、体を動かされる度にムニュムニュと形を変えて押しつけられる。
こんな状況でちゃんとした思考なんかできるはずも無く。ただ欲望のままに志希に言う。
「…志希の好きにしてくれ」
薬の効果なんかどこへやら。自分でも驚くほどすっと、言葉は出た。
「……………りょーかい♪」
志希はまた、満足そうに笑った。
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