長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
1- 20
193:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/10(日) 03:19:58.14 ID:aCXad7YP0
U-511(爛々と殺意に輝く瞳は同じ人間とは思えなかった。この子は獣だ!!ケダモノだ!!やらなきゃ殺られる!!)

ドイツ軍諜報員「振り落とすぞ!!しっかりつかまれ!!」

U-511「うっ!!」グラァ

夕立「あはっ!!無駄無駄無駄!!無駄っぽい!!」

U-511(大通りを激しく蛇行しながら進んでいく。逃げ惑う民間人、響くそいつの咆哮のような叫び声)

U-511「うぅうううう!!」ガンッ

夕立「いぃいいいいいい!!死んじゃええええ!!」ブン

U-511(私はシートに寝そべるようにして、何とか車体につかまるそいつの腕を踏みつける。悲鳴、そして叫び。ナイフが私の足に突き立てられた)

U-511「ひぎぃ!?いいいいいいやぁああああ!!」ドスッ ギュッ ガンッ ガンッ

U-511(脚に焼鏝を押し付けられたような熱、刺激、激痛。けどそれに負けずに無事な方の脚で何度も踏みつけた)

夕立「あっ!?ああああああぐぅっ!!」ズルッ ドサッ ゴロゴロゴロ

ドイツ軍諜報員「っ!!いいぞU-511!!よくやった!!」

U-511「はぁーっ!!はぁーっ!!」ドクドク ポロポロ

ダンッ バスン

ドイツ軍諜報員「なっ!?しまった!!タイヤを撃たれたか!?っ!!Scheiße!!」ギュッ

U-511「っ!?Nein!!」フワッ

ガッシャーン ゴロゴロゴロ ガツン

U-511「うぅ……あぁ……」

U-511(何が起こったのか分からなかった。気がついたら車から放り出されて地面を転がっていた)

U-511(頭を打ったみたい。ヘルメットがなかったら死んでいたとぼんやりと思った。思うように体が動かない。声も出ない。どうして……脳震盪……?)

ドイツ軍諜報員「くっ……」

U-511(すぐ近くに大尉が倒れていた。横転した車も見える。そして……歩いてくる……悪魔)

夕立「あ、あはははは……!!つぅかまえたぁ……!!」ヨロヨロ ニタァ

U-511(口と鼻から血が垂れている。頭からの出血も止まっていない。自分の血で全身を染めたそいつが壊れた笑みを浮かべた)

U-511(足を引きずりながら歩いてくる。私を見つめて視線を離さない。狂っている。本能的な恐怖に堪えられない)

U-511「うぅ……!!うあぁ……!!」モゾモゾ

U-511(けど体が動かない。嫌だ……嫌だ!!死にたくない!!殺されたくない!!)

U-511「あぁ……!!あうぅ……!!」ポロポロポロ

ドイツ軍諜報員「っ……」ズリズリ

U-511「っ!!」

U-511(視界の端で大尉が落としたであろうワルサーP38に向かって這って行く。それを見てしまった。悪魔もまたそちらに目を向ける)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1061.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice