長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/25(月) 21:01:08.91 ID:L2k9OIjg0
Z3(……もし、日本大使館についたら私はどうなるのかしら?ドイツ人だし……逮捕されるのかしらね)
Z3(けど、アトミラールが守ってくれるはず……まさか、用済みになったら捨てられる……なんてこと、ないわよね……)
Z3(でも……っ、なにを変なこと考えているのよ、私……アトミラールがそんな事、するわけない)ブンブン
Z3(……もうドイツに帰れない。お母様に会いたい……お父様にも……でも、きっともう会えない……)ジワァ
Z3(戦争なんて……戦争さえなければ……いっその事、アトミラールとこのままスペインで暮らそうかしら)
Z3(二人で、何もかも捨てて逃げて、ここで生きていく……悪くないかもしれないわ。いえ、きっと幸せ)
Z3(貧困に苦しもうとも、アトミラールさえいれば私は……働き口だって、きっとある。いざとなれば私が……体で……)
〜
Z3「ふぅ……」フキフキ
提督「マックス……」
Z3「っ!?お、起きていたの……?悪いけれど、少し向こうを見ていてくれる?」サッ
提督(俺が呼びかけると、マックスがタオルで体を隠す。赤い顔をして俺を見つめていた。俺は頷く)
提督「ああ、目が覚めた……君は、寝る時いつも裸なのか?」
Z3「なっ!?ち、違うわよ!!前も言ったでしょ?風邪をひいた人の身体を温めるものは、人肌より冷たくても熱くてもダメって」
提督「ああ、そうだったな……」
Z3「まあ、迷信かもしれないけれど。私の生まれた所ではそう言われていたわ。ドイツの言い伝えって言うよりは、オランダのらしいけど」
提督「君の故郷は確か……」
Z3「アーヘンよ。大聖堂で有名な所。……Gut, 灯り、消すわよ。……お邪魔するわね」
提督(そう言うとマックスが布団に入ってくる。俺は少しベッドの端によってマックスを迎え入れた)
Z3「……調子はどう?」
提督「悪くないよ。君のおかげだ」
Z3「そう。明日は買い物に行ってくるわ。何かちゃんとしたモノを食べないと良くならないもの。それに、薬も買えれば買わないと」
提督「お金は大丈夫なのか?」
Z3「多少はね。少なくとも、元気になるまでは心配しなくても大丈夫よ」
提督「分かった、ありがとう」
Z3「……ねえ、アトミラール。アトミラールの病気が治ったらどうするの?」
提督「どうする、か……とりあえず、早く戻らなくては」
Z3「……戦争に?」
提督「……戦争に」
Z3「そう……ねえ、アトミラール……このまま、スペインで二人で生きていくってのはどうかしら?」
提督「えっ?」
Z3「この国は悪い所じゃないわ。内戦も終わったし、そこまで危なくない。料理も美味しいし、気候もまあまあ」
Z3「混乱の余波でよそ者が二人ぐらい増えていても誰も気にしないわ。仕事だって、探せばあるはずよ」
Z3「いざとなったら、私が何とかするわ。だから……どうかしら?二人で、逃げましょう?ここで生きていきましょう?」キュッ
提督(不安そうに俺に触れて、指を摘まんでくるマックス。マックスの提案に俺は……)
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