長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/11/20(火) 10:50:39.84 ID:2IUdmfaa0
提督『……!!』
あきつ丸『んっ……あ、提督殿……おはようであります……///』
提督(かつて、俺が一人の少女を決定的に歪めてしまったときのことを思い出す。もう二度とするまいと誓ったのに、俺はまた……)
ガチャ
提督「!!」
武蔵「ん、ああ。起きたか、提督」
提督「武蔵……!?」
提督(ドアを開けて入ってきたのは武蔵だった。武蔵も服を着ていない。濡れた髪をバスタオルで拭きながら机の方へ歩いていき、椅子に腰かけ、眼鏡をかけた)
提督(嫌な予感がする。いや、もはや確信だった。急な雨だったとか何か特別な理由がない限り女が男の部屋でシャワーを浴びるということは、そういうことだ……)
提督「……俺は君とも?」
提督(俺の質問に武蔵はいやに妖艶な微笑みを浮かべると、しばらく俺の様子を観察して楽しんでいた。そして口を開く)
武蔵「ああ、すごかったぞ……///」
提督「!!」
提督(満たされた女の微笑みだった。失礼だが、俺は武蔵がそんな笑みを浮かべるところを今まで想像できなかった)
提督(俺への信頼。そして今までより深い愛情。さらに関係を持った相手へしか向けないであろう親しみと媚)
提督(武蔵も女なんだと思い知らされた。俺は大和と武蔵を抱いたのだろう。嬉しいと思ってしまった)
提督(我が海軍の精華である艦娘。その中でも花形である戦艦娘の中で最新鋭かつ最強の戦艦娘)
提督(大和と武蔵を俺の女にした。だが、それをはるかに上回る圧倒的な自己嫌悪。これでは俺の嫌いな下品な連中と一緒だ)
武蔵「……私たちを抱いたということが嬉しいが、酒の過ちでなどという自己嫌悪といったところか?」
提督「っ……なぜ分かる……?」
武蔵「見ればわかる」
提督(武蔵がじっと俺を見つめる。何もかもが見透かされているような錯覚を覚えた。蛇に睨まれた蛙のように動けなくなってしまう)
武蔵「……聞きたいか?昨晩何があったのか」
提督「……ああ」
〜
提督『なんだこれは?』
加賀『ラム酒だそうです』
提督『これが?へぇ……初めて飲むな』
大和『私もです。へぇ……甘くて飲みやすいですね』
陽炎『海賊が飲んでるイメージなのよね、これ』
利根『映画で有名じゃな。あの月の光を浴びると骸骨になるやつじゃ。あれのおかげで英国ではラムが飛ぶように売れたとか』
阿賀野『ねえ知ってる?あのネルソン提督がトラファルガーで戦死した後、本国に帰るまで遺体を保存するために棺をラム酒で満たしていたらしいのよ。でもね……』
北上『実は棺を満たしていたのはラム酒じゃなくて本当はブランデーなんでしょ?この前イギリスの人に聞いたよ』
阿賀野『あー!!私が言おうとしていたんだから言わないでよぉ!!』
提督『そうなのか?ネルソンの血とも呼ばれているのに違ったのか……いや、それにしても飲みやすい』
赤城『本当ですね。口当たりがいいからさらっと飲めちゃう。もう一杯くださいな♪』
武蔵『そうだな。だが結構強い酒だ。飲みすぎるなよ』
提督『ああ、分かってるよ』
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