長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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973:名無しNIPPER[saga]
2018/11/25(日) 16:20:59.22 ID:HDWK8SKO0


提督「ほら、Expresso(エスプレッソ)でよかった?」

テスト「はい……Merci, 提督」

提督(テストにカップを渡す。しばらく、無言でエスプレッソを飲む。温かい飲み物を飲んでテストも落ち着いてきたようだ)

提督「テスト。そろそろ話してくれないか?」

テスト「はい、もちろんです。あの時は私も混乱してしまっていて……どうにかして提督に会いたい、ここを通してもらわなくてはと考えて……その……咄嗟に色仕掛けを……」

提督「そうか……」

提督(テストが俯きながら消えそうな声でそう言う。とりあえず安心した。裏切りではなかったのだ)

提督(まああの時のテストと伍長の様子から予想はついていたが。それの確認が取れてよかった。俺はひと口エスプレッソを飲む)

テスト「あの……提督……」

提督「ん?」

テスト「どうして私を取次するなと命令したのですか……?やっぱり、あの時のあれのせいですか……?なら、お願いです……どうか赦してください……!!」ジッ フルフルフル

提督(上目遣いで俺を見つめるテスト。震えていて、今にも泣いてしまいそうだった。俺は慌てて訂正する)

提督「違う違う!!本国から大事な連絡があってな。だから誰も取次するなと命令しておいたんだ。君を遠ざけようとしたわけじゃないよ」

テスト「……!!そ、そうだったんですか……よかった……本当に良かったです……」ホッ

提督(テストはようやく心から安心したように少し微笑みを浮かべる。そしてまだ赤い目で真っすぐと俺を見つめてきた)

テスト「聞き苦しいとは思います。ですがどうか聞いてください。誓って言います。私はあそこまですることには反対でした」

提督(こういう時に嘘を吐くような子ではないことは分かっている。俺は無言で続きを促した)

テスト「けれども……私の気持ちは皆と一緒です。裏切り者が赦せないんです。ヴィシーについた子たちのせいでどれだけ私たちが大変だったか……!!」

テスト「だから私は、止めませんでした。止めようと思えませんでした。罵ってやろうと思っていました」

提督(再び俯いたテストの表情に俺は衝撃を受けた。苦汁を舐めたような……いや、もはや苦汁どころではないのだろう)

提督(それは、故郷を失った艦娘の顔だった。憤怒や苦悶、後悔、そういった感情が混ざりあった筆舌に尽くし難いものだ)

提督「テスト……すまなかった……」ダキッ ギュッ

テスト「!!」ドキッ

提督(俺はテストに歩み寄ると胸に抱く。息を呑むテスト。俺はそのままテストの頭を撫でる)

提督「俺は君への……君たちへの配慮が足りていなかった……そうだよな……本当にひどい目にあってきたんだよな……」

テスト「……」コクリ


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