11:名無しNIPPER[saga]
2017/10/30(月) 20:35:47.49 ID:ubwWHrg5O
「はあ、はあっ……やっと、止まった」
10秒か、20秒か、あるいはもっと長い時間か。途方もない量の射精がようやく終わり、俺はガクガクと震える腰をゆっくりと落ち着かせた。
一生分の精液を出したんじゃないだろうかと思えるほどの快楽に、先ほどまで膨張していた俺の竿もすっかり元気を失っていた。
「これ以上あんなの味わったら、本気で頭がおかしくなりかねないからな……助かった」
ホッと一息をついたところで……先ほどから、ゆかりが黙りこんでいることに気づいた。
「……ゆかり?」
「………」
俺の射精をおいしそうに味わっていたはずの彼女は、いつの間にか目を伏せて動かなくなっている。
いったいどうしたのだろうか。まさか、普段のように突然居眠りをしているのでは――
「……あはっ、あはぁ♡」
「ゆかり……?」
「せーえき、濃い匂い……オイシイ……♪」
ゆらりと身体を近づけてくる彼女の顔を見て、ぎょっとする。
……紅い瞳の瞳孔が、獣のように鋭くなっている。尻尾はさらに長く伸び、翼は俺を包み込んでしまえるほどのサイズまで大きくなっていて。
「おちんちん……せーえき……もっと、もっとタベタイ……」
めりめりとさらに太さを増した角を見て……俺はようやく、これが『本来のサキュバス』であることを悟った。
「ゆかり、おいっ」
「せーえき、せーえき♡」
俺の呼びかけなどお構いなしに、ゆかりはその長い尻尾を俺のペニスに巻き付ける。
尻尾の先端が竿をチクリと刺したかと思うと、萎びていたはずのソレが再びそり立ち始めた。
「なっ!?」
漆黒の翼に全身を包まれ、身体中を愛撫されているかのような感覚に襲われる。
竿と玉が尻尾でぎゅうぎゅうと締め付けられ、無理やり精液を搾りだされる。
「イタダキマス……♡」
完全に獲物の巣に捕らわれた形になった俺は、ペニスに近づいてくる淫魔の口を受け入れるしかなく――
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