わたしとヒトとアライさん
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748: ◆7Yg2t5JHRU[saga]
2018/07/31(火) 17:33:55.95 ID:xYd2242M0
アラ信「我々の活動目的は貴方達のような幼稚で残虐で野蛮なものとは全く違う!!」

アラ信「生命の賛美!理性への感謝!そして隣人への愛!!」

アラ信「本当の愛がここにあると示す為の!」

アラ信「全ての命に!エェェールをぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!!」


『全ての命にエールを』という大義名分を掲げながら、他の存在と意志を否定し傷付ける。守るべきフレンズさえも簡単に傷付けていく。

何故なら彼らの根底にあるのは尊重や道徳ではなく否定という、自慰に近い欲求の発散であるからだ。

かつてはそうでなかったアラ信もいるだろう。本気で全ての生命を尊重し、道徳心から駆除を止めようとした人もいるだろう。

だがその手段として他人を傷付ける事を選んだ瞬間、彼らの行動心理は摩り替わった。


大義名分という名の理性を隠れ蓑に、反抗心という欲望を、優越感という悪意を、感情のままに撒き散らす連中。

信念よりも他者の否定に重きを置いてしまった連中。故に矛盾を抱える連中。幼稚な完璧主義者。自己中心的な先導者。

自分の欲望を満たす為にモラルを投げ捨て何をしてもいいと自負し、場の空気と秩序を『荒らす』存在。

それこそが『アラアンチ』の姿であり、『アラ信』の姿である。それらは相反する存在に見えて価値観以外は何も変わらない。

周囲全てを傷付け喜ぶ倒錯者。そしてそれこそが、今飼い主の目の前にいる存在だ。

彼は今、恍惚の表情を浮かべ虚空を見つめていた。


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