5:名無しNIPPER[saga]
2017/11/15(水) 02:43:04.54 ID:Vv90Lwpi0
「私こそ……そんな事、気にしなければ良かっただけなのに……ごめんなさい、面倒な女で……」
本当は、もっと素直に仲良く過ごしたいのに、と。
そう続ける美優さんの表情は、また曇ってしまっていた。
「……よしっ。クレープ食べて、仲直りしませんか?」
「……ふふっ、既に食べてるのに」
そう言いながらクレープを齧る美優さんを写真に撮りたくなるが、今はやめておこう。
いっそスマホの電源は切っておこう。
どうせ今日はオフだし、事務所から連絡は来ないだろうから。
俺も耐えられず、クレープに噛り付いた。
「ふふっ……あ、口元にクリームが付いてますよ」
「クレープを上手く食べるコツが知りたいです」
よく美優さんは口を全く汚さずクレープを食べられるものだ。
育ちの違いなのだろうか、場数の違いなのだろうか。
……いや、アイドルなのだからその辺はかなり気を使っているのだろう。
「いえ……貴方には教えてあげません」
断られてしまった。
「え、なんでですか」
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