108:名無しNIPPER[saga]
2017/11/27(月) 12:14:53.02 ID:6TdKgm8c0
「……おなか空いてたんですね」
「あ」
襖に目をやるとお盆を持ったまこもが少し驚いた顔で出入り口に立っていた。
「いや、これはえっと……違うんだ……」
何も考えずに否定すると重ね掛けた暗示は何処かへ飛んでいった。せっかくわいた微量の食欲がまた限りなく0に近くなる。
(う、何やってるんだ僕は)
「もう少し早く持ってくるべきでしたね。すみません」
(またなくなっちゃったけど)
しかしせっかく彼女が作ってくれたものを無駄にはできないので力を入れて上体を起こす。ひんやりとした寒気がまた首筋をなぞった。
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