114:名無しNIPPER[saga]
2017/11/27(月) 12:19:20.55 ID:6TdKgm8c0
『また行ってしまうのか』
そんな寂しさから、遠ざかるまこもの足首を掴んだ。
「へ?」
僕は何をしているんだろう。彼女はきっと、お盆を置いて食器を洗えばまたここに戻ってきてくれる。
分かっているはずなのに……そんな短い時間ですら彼女のいないこの部屋は酸素のない空間に放られたように息苦しいのではないかと思ってしまう。
人間ではない不安定な存在の彼女は僕の視界から外れるとフッと、その姿を消してしまうのではないかと……
僕にはまだ、彼女の存在が夢に見えていた。
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