おくさまはおきつねさま
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141:名無しNIPPER[saga]
2017/11/29(水) 18:50:15.26 ID:mtUTyXYl0

「そうですね……恋人とかも、ぜんぜん……」

(っ……!)

そのとき、胸を小さな針が刺した感覚を覚えた。
まこもの存在を否定してしまっているようで、気分が悪くなった。

「なら療養も一苦労だったろう。私でよければ連絡をもらえれば見舞いにくらいは行ったぞ?」

「と、とんでもないっ!」

「そう寂しいことを言うな。偶には頼ってもいいんだぞ?」

(なんか、今日は妙に優しいな)

風邪で寝込んでいた僕のことを、そんなに気にかけてくれていたのか。

「いやもう終わったことだが……頼って欲しかった、かな」

優しいというか、しおらしい?





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